そもそも初めての転職であれば、職務経歴書が必要になることも知らないと思います。
私も、1年ほど前に転職をするため職務経歴書を作りましたが、けっこう時間がかかりました。
その中で時間がかかった点が2点ありまして、1つは「職務経歴書のテンプレートを探す時間」で、もう1つが「テンプレートを決めてからワードの修正をしていた時間」でした。
いまはほとんどの人がテンプレートを基本にして自作すると思いますが、このテンプレートもたくさんの転職サイトで配布しているので、どれがいいのかまず最初はわからないんです。良さそうなのを探して、実際に使ってみて・・・と自分にあった経歴書テンプレートを探すだけなのに、かなりの時間を使いました。
テンプレートはワード形式でダウンロードできるところが多く、ワードで入力、修正していくのですが、これがまた大変です。内容の入力だけならテキストを打ち込むだけでいいのですが、ちょっとデザインを変えたいという時にワードがすごく使いづらい。
枠のデザインを変えてみると、枠組み自体がずれてしまって戻せなくなってしまったり。そうなると結局「シンプルなデザインのテンプレートじゃないと駄目だ」となって、またテンプレート探しに戻ったりしていました。
何回か失敗して、ようやく就業先に提出する職務経歴書が出来上がったわけですが、そのときの経験を元に、書類審査に通過するための職務経歴書の効率的な作成方法を紹介したいと思います。
職務経歴書を作る時に間違っても1から自作しようとしないで下さい。
重要なのは内容です。デザインが良いに越したことはありませんが、時間をかけるものではありません。
ですから、今は転職サイトなどで配られている無料のサンプルを利用して作るやり方が一般的です。
自分にあったサンプルを見つけたらワードで編修して自己PRや職歴などの文言を書いていけばOKです。
実はこのサンプル選びがけっこう厄介でして、しっかりとしてかつ見た目がいい物ってなかなかありません。このサンプル探しに下手すると2~3日かかる人もいるのではないでしょうか。
そこで私が探してみて「これはいい!」と思った職務経歴書テンプレートが使えるサイトを2つ紹介します。
1つめはルーシッドといって、転職サイトではないのですが職務経歴書の自動作成サービスになります。ここがいいのはダウンロードしてワードで編集するのではなく、自分でテンプレートを1つ選んで、サイト上で編集ができることです。とにかくデザインや内容の編集がとても簡単です。
全部の内容を入力した後にデザインが変えたくなってもOKで、クリックだけでテンプレートを変更することができます。次に経歴書を作るときは、このサービスを使ういたいと考えています。ただし便利ですが有料となります。経歴書を作成するのはタダですが、そこからPDFファイルを生成するときにお金が280円かかります。PDFファイル化しないと印刷できないので、利用時には280円かかると思ってください。
作成の手間を考えると非常に安いと思います。
転職サイトの経歴書テンプレートでおすすめしたいのがリクルートエージェントのテンプレートです。最初見たときに、非常にしっかり作りこまれているなと感じました。実際に使ってみたのですが、ワードの編修スキルが足りず断念しています。ワードの編集スキルがあれば、こちらはおすすめです。
テンプレート選びが終われば、職務経歴書作りは半分終わったようなものです。
後は「職歴」「自己PR」などの項目を入力していく作業になります。この内容を考えるのにまた時間がとられます。
サンプル選びが終わったら、あとは名前、自己PR、職歴、志望動機などの入力です。
ここはまさに合否を分けるポイントですので、力を入れて下さいね。
まず、タイトルや日付や名前などは簡単ですので、実質的に考えて書く項目というのは「職歴」「志望動機」「自己PR」「資格」などになります。
これらの項目ですが、これまでの仕事の履歴をまとめた「職歴」は必ず必要になると思いますが、自己PRや志望動機や資格については入れてもいいですし、外してもかまいません。自分の判断になります。私の場合は志望動機については外して、いままでの実績などを自己PRとして書いたような気がします。
最初に、職務経歴書の戦略を考えておいたほうが良いです。
書類選考に通りやすい職務経歴書というのは以下のポイントを押さえていると言われています。
私が色々研究した結果、このような結論に辿り着きました。実はかなりのノウハウだと思います。
この全てに矛盾がないことが重要です。未経験で異業種・異職種転職が難しいのはこのためです。
書類審査に通りやすいという職務経歴書というのは、「私がやりたいこと・私ができること」が「職歴」「自己PR」「資格」としてしっかりと示されており、なおかつ「その業界・その会社で求められていること」に即して書かれていることが必要になります。
ですから、業界・会社の研究はも必要です。多少はやっておきましょう。
このように戦略的に考えていけば説得力のある職務経歴書が作れると思います。
職歴は今までの仕事の経歴をまとめたものになります。一般的に若い頃に働いた仕事の履歴を、上から順々に書いていきます。が、転職回数が多かったりすると1番アピールしなくてはならない直近の仕事内容が、かなり下の方になってしまいます。
そうなると意味がありませんので、「新しい職歴から上に書いていく」ことをオススメします。私も直近の職歴を1番上にもってきて、若いころの職歴は下にするようにしました。
自分がこれまでの仕事で残してきた実績や、強みなどを体験談を交えて書くことになります。相手が読んでわかりやすいように、できる限り数字にして書くとアピールしやすいと思います。営業であれば販売件数○○件ですとか、チーム内で1番になったなとです。
数字にできない仕事の場合、どうやってアピールするのか難しい場合が多いです。そういった時は例文を載せているサイトをまわって、書き方を参考にしてください。「志望動機や自己PRはけっこう書けるかな」とたかを括っていましたが、もいざ書くとなると全然書けませんでした。
そこでおすすめしたいのがこちらです。
人材バンクネットが作成している職務経歴書の書き方マニュアルです。このサイトが素晴らしいのは、ケーススタディごとに細かくアドバイスが書いてあることです。
そのため「異業種を目指す場合のPR方法」や「職歴が多い場合の書き方」など、1人1人にあった書き方がわかります。1つ1つ調べていくよりも、このページを読むことで実践的に書き方がわかると思います。
ここまで「テンプレート選び」と「項目別の書き方」の2点だけしか説明していませんが、この2点を抑えるだけでも書類審査が通る確率は格段にあがると思います。
次に3点目のポイントとして、出来上がった経歴書の送り方になります。
職務経歴書が出来上がったとしても、書類審査に通過するためには郵送しなくてはいけません。郵送するにもどういった封筒が必要で、封筒には何をどう書けばいいのか?といったこともしっかり把握しておきましょう。
転職の場合、メインとなるのは職務経歴書ですが、履歴書も作成して同封するのが一般的です。派遣登録の場合でも職務経歴書に加えて履歴書を提出する場合が多いと思います。
企業に郵送する場合は、さらに「添え状」というのも書いて同封するのが一般的ではないかもしれませんが、ビジネスマナーです。これも独特の書き方がありますので、下記で紹介しているDODAのページを読んで参考にしてください。
履歴書や添え状や、郵送方法などについて詳しく説明してくれています。私が探した中では1番わかりやすく説明してくれているページになります。
以上、職務経歴書を作るうえで大切な3つのポイントの紹介になります。
職務経歴書の作成となると、転職する時にはじめて作ることになる人がほとんどだと思います。
1~2日しっかり時間をとっても、「どうやって自己PRを書こう・・・」「職歴のまとめ方はどうすれば?」と1つ1つに時間がかかってしまうのが当然ですし、1回や2回作っても内容に不備があるのは仕方ないと思います。
自分で内容を見直して作りなおしていくのもいいですが、ここは転職のプロに見てもらって添削してもらうという方法もあります。それが転職エージェントになります。
転職エージェントを知っている人は多いと思いますが、リクルートエージェントなどが大手となります。
利用登録してみると、まずは面談にいくことになるのですが、専任の担当者があなたにあった求人を探してきてくれるだけでなく、面接や職務経歴書の書き方についてもレクチャーしてくれます。また求人を紹介してくれますし、その求人の会社がどのようなところなのかといった雰囲気まで把握しているエージェントは多いです。
転職のプロに指南してもらえることになりますので、心強いサポートとなります。ただし、転職エージェントといっても担当者次第のところがありますので、もし信頼できない人だったり不安を覚えるような会社であれば、割り切って次の転職エージェントを利用しましょう。
冷たいような感じもしますが、そこは転職だと割り切って、ある程度はドライにいくべきです。
転職エージェントを利用することで、さらに説得力のある職務経歴書を作れるようになると思います。
この問題には多くの方が悩むと思います。
私も過去に1度だけ失業保険をもらったことがあります。転職活動の時、職務経歴書にどうやって書けばいいのかかなり悩みました。
でも、変な言い訳を考えるのではなく、そのままの事実を書くのが1番だと思います。採用担当者だって面接官だってプロです。
下手な嘘やで経歴を着色しても、質問で嘘を見抜く術を心得ています。一度嘘がバレれば、それが原因で信用を失い、不採用となる可能性もあります。
そんなことにならないためにも、失業保険をもらっている空白期間は、ありのままの事実を書けば良いのです。
ただし、1つだけ注意点があります。
それは、失業保険を満額欲しいから、あえて転職活動をしなかった・・・というような悪い印象を与えるようなことは絶対に書いてはいけないという点です。
私も、転職活動をしてはいましたが、正直なところ、心のどこかでは「失業保険を満額もらえるまでは、採用されないようにしよう!」と考えていました(笑)
失業保険は、転職活動をしている人を支援するために支払われるものなので、そんなことを考えてはいけないのですが・・・、人間の性でしょうか。
でも、今まで毎月きっちりと雇用保険料払ってきた訳ですから、貰える権利はあると思いますし、貰えるものはは貰っておいたほうが絶対お得です!
とは言っても、その本音を職務経歴書に書いてしまうなんて事は絶対にNGということなのです。
私は実際に人事として採用の現場で働いたことがあります。
そこでどのような視点で見るかと言うと、まずはその人の全体像ですね。
どんな仕事をしてきたのか、スキルはどの程度か、書類から読み取っていきます。
次に、仕事と仕事の間の空白期間です。
前職の退職理由は何か、そしてこの空白期間に何をしていたのか、職務経歴書や履歴書を元に質問をしていきます。
ここで嘘を付いてしまうと、話をツッコんで聞かれるうちに、ボロが出てしまいます。
ですから、例えば資格の勉強していましたと答えたいのであれば、3日だけでも勉強をしておくとか、リフレッシュしていましたと答えたいなら旅行に一泊でもでかけるなど、理由を作っておけば経歴書にもかけます。
それであれば、面接の場でもボロは出にくくなります。
ただ、個人的には、ハローワークで講習を受けて資格を取ったという「成果」の部分を見ます。
成果は嘘を付けないからです。厳しいようですが、ここまで見られると思っておいたほうが良いです。
旅行は旅行でも海外ボランティアをしていました、くらいは望みたいですね。
まとめると、空白期間は必ずしも悪いわけではありませんが、自発的な行動があり、不自然でないことが望ましいです。
ちなみに、書類が使い回しでないかも確認しますね。
やる気ということもそうですが、使い回しの場合、他社に何度か申し込んだということですので、そこは質問します。
他社に落とされたなら、その理由も聞きます。なぜなら他社で駄目なら、基本的にウチの会社でも駄目だからです。
ただし、能力以外のくだらない理由で落とされているなら、ちょっと見てみたいとは思います。
だらだらとした生活を続けてしまい、ブランク期間が長くなってしまった場合、何にも言い訳ができない状況になっていることも想定できます。
そうなると、書類審査も通過しない、面接を受けれても何社も落ちてしまっている・・・そんなことにもなりかねません。
そうすると次第に精神的にも参ってきますよね。
もしブランクの期間が足を引っ張っている場合、いくつか対策をしてみましょう。
昨日までの自分を改め、図書館にでも行って転職活動と同時に資格の勉強を始めてはどうでしょうか。
関連した仕事のアルバイトや派遣があれば、そこから実務したという実績を作って平行して転職活動をするというのも手です。
「1年間は休んでいましたが、今は改めて仕事をしています。できれば今後は正社員として・・・」と答えれば、いままでとは面接官の方の反応も違ってくるかもしれません。
関連したアルバイトや派遣がない場合、違う仕事でもいいので働いてみてはどうでしょうか。
もし希望する仕事があるのであれば、それに向けて勉強を始める。セミナーに出たり無料でも参加できる何かがあれば参加してみる。
そういったことを進めていけば職務経歴書にもかけますしブランクがブランクではなくなります。
過去2回の転職活動を体験してみて1番悩んだ事はセールスポイントとなるものが見つからない・・・という点でした。
営業職の方なら、セールスポイントなんていくらでもあると思います。
売り上げ実績とか、プロジェクトに関わったエピソードとかを具体的に職務経歴書に書けば、それがそのまま効果的なセールスポイントとなるからです。
でも、私は事務職しか経験したことがないので、武器になるようなものは1つもないのです。
まだ、プロジェクトとかに関わることができれば、それをエピソードとして職務経歴書に書くことができるのですが、私の場合は、雑用しかしてこなかったので、なにも書くことがないのです。
私が望んだわけではなく、そういった扱いをされてしまったのですから、自分ではどうしようもなかったのです。
でも、採用されました。
どうやったら採用されたのか、聞きたいですか?
それは、「与えられた仕事の中で私は、自分なりにどうやったら仕事の質・効率性を高めることができるのか?を試行錯誤し、自分なりに方法論を完成させた」という点をセールスポイントとして、自分を売り込んだのです。
このアピール方法を使って2回転職し、給料は段々とアップしていきました。
待遇面だけをみれば、転職の勝ち組です。
このように、私のような地味な経歴でも、何かしらセールスポイントを見出すことができるということは忘れないで下さい。
要するに表現の問題なのですが、それを評価するのも人間なので、キャッチーな言い回しも必要だということです。
もしセールスポイントを自分なりに作るのであれば、可能な限り数字にして表現してみることです。
「数字にする」。これが1番のポイントになります。
一生懸命に頑張りました。と職務経歴書で書いたり面接の場で発言しても、抽象的すぎてまったく説得力がないからです。そこを数字にして年間何件の売上達成とか、10%の改善を~なんて感じに数字にしてみる。
これは思ったよりも効果を発揮します。私の例では数値を出しませんでしたが、事務の仕事でも何かしら数値にできる点はあります。
そこを突き詰めてみると、ぐんぐんと職務経歴書の説得力が増してきます。
どうにかして数値化できないか考えてみる。それがセールスポイントを作る上での1番大切な点です。
]]>そこで気になるのが「簿記の資格を取って本当に有利になるのか?」ということではないでしょうか。
実際に私も簿記2級がどれくらい転職の場で役立つのかと疑問に思っていましたので、今回時間をかけていろいろと調べてみました。
結論として、「新卒での就職」では有利に働く一方で、「未経験での転職」に関しては厳しい。という感想を持っています。
簿記に関する口コミもいくつもありますが、私が一番しっくりきた内容はこちらでした。
「資格3割・経験7割」というのが的確に、簿記2級の転職の実情を表しているような気がします。
意味合いはあるものの・・・ということですね。
しかし、それでも3ヶ月~半年で取得できる資格を見渡したときに「他に適当な資格も見当たらない」わけですから、簿記2級をすんなり諦めるにも踏ん切りがつかないですよね。
前向きに考えてみれば、最初は30社でも40社でも書類を送って、なんとか経理などに就ければ実務経験がつくわけです。実務経験があれば、また転職することになっても、転職しやすいんじゃないかという考えもできます。
あとは、比較的同じような難易度で取れる「医療事務」や「介護系」などの資格と比べてどうなのか?他の資格はないのか?自分に経理の適正はあるのか?と、いろいろ考えるのではないでしょうか。
そこで、このページでは簿記が就職や転職に使える資格なのか、
というように、”簿記”をいろいろな角度から検証して、その資格の有効性を解説してみたいと思います。
まずは、実際に簿記を取得して就職・転職した方の体験談を紹介します。
30代最後のぎりぎりの年齢でした。会社を辞めることになったのは、そこはとても将来見込みのない倒産寸前の会社だったからです。在籍中に簿記3級の資格を取りました。
いつか何かの役にたてばという気持ちが大きかったのです。いざ会社を辞めてみると、就職活動は大変でした。けれど諦めるわけにはいきません。年齢が高いからと言って引け目を感じる必要はないと必死で頑張りました。
ですがそれほど甘くはありませんでした。ことごとく断られるのです。しかもハローワークの窓口から企業に連絡をしてもらうのですが、その場で年齢のことがネックになりました。やはり39歳というのはとても不利でした。
それでもハローワーク以外にの雑誌や転職サイト、さらに新聞の求人広告からも当たりました。やれることは全部やった感じです。
1カ月経った頃にやっと2,3社の面接を受けることができました。面接を受けたのですが私の思うような企業ではないことや、会社の業種に一歩踏み出せないということが重なり決めかねていました。
その後何社か応募しましたがダメでした。そして21社目の面接に行った時、ここなら理想的だと思う会社に出会いました。経理を募集していました。初めは補助から入り将来は一任と言うことでした。
そしてやっと21社目に採用が決まりました。簿記を取得していてよかったと思いました。
まだまだ簿記のかけだしでしたが、入社してからは担当者の指導もありしっかりと仕事をこなせるようになりました。
面接で20社・・・これだけ転職活動に情熱をかけたのは初めてです。
書類審査なんて50社や60社じゃききません。
もしかしたら、簿記の資格がなくても何かしらの仕事に受かっていたかもしれませんが、この先を考えると「簿記」+「経理の実務経験」があるわけですから、今回の転職よりも簡単に仕事が見つかるんじゃないかとは思っています。
とにかく未経験の場合は最初の壁を打ち破るまでが大変ですが、そこを超えればあとは経験者になれます。
私は以前の仕事から経理職に転職をするために簿記の資格を取得することにしました。最初は3級から取得しようと思っていたのですが、日商簿記の資格は2級からでも受験できるという事を知り、3級は飛ばして2級を取得することにしたのです。
私の場合は専門学校などには行かず、独学で勉強をしました。大手の専門学校が発行している参考書を何度も繰り返し解くことで簿記の力をつけて行ったのです。
試験の直前期は試験の過去問を何度も解くように勉強をしていました。
働きながらだったので1日2時間、休日は5時間ほどの勉強を半年間続けました。その結果、見事最初の受験で日商簿記2級の資格を取得することが出来たのです。
費用は参考書と受験料だけでしたし、日商簿記2級は勉強を継続することが出来れば、独学でも十分に所得することが出来ると思います。
その後ハローワークなどで転職の為に求人を探したのですが、経理職の求人のほとんどは日商簿記2級以上の資格を応募条件にしていました。
そのため、私は日商簿記2級の資格を持っていたことで多くの求人に応募をすることが出来たのです。ハローワークの方も日商簿記2級を持っている方であれば内定をもらいやすいという事を言っていました。
私の場合は合計で20社ほどに応募をして、その中で2社から内定を頂くことが出来ました。現在ではIT関係の会社の経理部で働くことが出来ています。
このように経理職に転職をすることが出来たのも努力して日商簿記2級の資格を取得したからだと思っています。
当然ですが、経理の実務にも直結する資格なので、経理職を目指している方であれば必ず取得するべき資格なのだと感じています。
私は中学生の時に高校の進学を考えるときに、兄が通っている高校と同じ高校に行こうと漠然と思っていました。
それは公立の商業高校でした。そのころ学校の成績もそれほど悪いものではありませんでした。
公立高校の普通科に行こうかとも考えましたが、兄が高校で色々な資格を取っているのを知っていましたので、自分も資格を取って高校を卒業して、早く働いて父子家庭のうちの父親に楽をさせてあげたいと思っていました。
でも私は高校受験の前日に落ちたらどうしようという不安感に襲われました。
それは自分でもよく分からない状態でした。
高校に見事に合格して簿記や珠算の勉強をしました。でももともとそろばん塾に行っていましたので珠算は簡単にこなすことができました。
簿記の勉強は結構好きな科目の一つでしたね。毎回新しいことを覚えていくのは大変でした。
それで3級の資格からとりはじめて、高校3年で簿記1級の資格を取ったときは凄く嬉しかったです。
私の同級生のほとんどが就職希望でした。私も1部上場の企業の本社の経理の仕事につくことができたのでした。
一番喜んだのは、父親でした。
経理の仕事に簿記の資格は充分に役立ちましたが残業が多くて大変な仕事でした。
私は新卒で食品メーカーに入社しました。
最初の3年間は営業職として勤務し、その後、本社事務に移動になりました。営業時代は取引先と関わることが中心だったのが、一転、社内で部署間とのやり取りが多くなりました。
1年ぐらいたって仕事にも慣れてくると、社内のお金の流れを知りたいと思うようになったのがきっかけで簿記2級取得を目指すようになりました。
まずは簿記3級から。最初は資産と負債の違いも判らず、簿記独特のルールに戸惑いました。しかし、理解できるようになると勉強が面白くなってきます。選んだ教材もよかったです。参考書で独学ではなく、映像授業が見られる通信教育を選びました。
仕事をしながら学校に通うのは難しかったので、自分のペースで授業が受けられる通信教育は私には合っていました。すっかり簿記のおもしろさにハマり、1発で3級に合格できました。
勉強した内容を忘れたくなかったので、すぐに簿記2級の勉強を始めました。3級との違いは工業簿記があること。商業簿記との違いを理解するのに苦労しましたが、仕事をした後、夜に簿記を勉強することが習慣になったおかげで2級にも無事に1発で合格できました。
すっかり簿記の魅力にハマった私は経理職として働きたいと転職を決意します。当時の年齢はもうすぐ30才になる頃で未経験でしたが、無事にある会社に経理として転職することができました。その会社では決算や税務申告を任せてもらえるまでになり、管理職に昇進することもできました。
あのとき簿記を勉強しなかったら転職をすることはなかったし、経理として働くこともなかったでしょう。簿記2級取得は私の人生を大きく変えてくれました。勉強して本当によかったです。
資格はいろいろと持っています。
以前失業中に職業訓練の学校に通ったことがあるので、その時商業系の資格をいくつも取りました。
簿記2級、税務会計能力検定所得税法3級、文書処理能力検定(Word)2級、電卓3級です。すべて全国経理教育協会の資格です。ちなみに簿記2級は日商簿記の3級程度です。
学校の修了後、就職活動して、パートですが、経理や給与のソフトの会社に入ることができました。
入社後社員の方から聞いたのですが、求人には経験・資格不問とは書いてあったものの、資格を持った人の方が有利だったそうです。それを聞いたときはやはり資格を取っておいてよかったなと思いました。
ソフトを実際に使ってバグがないかチェックする仕事なので、簿記などの知識がある方が良いのです。
簿記の資格を取ったからといって、経理の仕事をするのは経験がないと難しいと聞いていたので、役に立つかはわからないと思っていたのですが、思わぬところで有利になりました。
他にも学生時代、図書館司書とアロマテラピーの資格を取りました。図書館司書も実際司書を目指す人以外、直接役に立つわけではないですが、履歴書の資格欄に何もないよりは良いのではないかと思います。
アロマテラピーは趣味のような資格ですし、資格欄がいっぱいなので今は書いていませんが、書けないわけではないので、職業訓練の学校に行く前は書いていました。
こちらも無いよりは、という感じです。
学生時代に、日商簿記3級の資格をとっていました。
そのおかげで事務職に就くことができ、経理関係の仕事をすることができました。しかし、仕事をしていくうちに3級ではダメだと思うようになりました。そこで日商簿記2級を取得しようと決めました。
仕事をしながらの勉強になるので、方法をどうするのか考えてみました。
まず学校へ通うということは無理です。通信教育はどうだろうかと思い、調べてみました。思ったよりも費用がかかるのには驚きました。
それに通信教育は、私の性格的に途中で投げ出してしまいそうな予感がしてやめました。残された道は独学です。
さっそく書店に行き、テキストと問題集を選びました。テキストを見ると、商業簿記は難なく進めていけそうです。
問題は工業簿記です。今までやったことのないことに挑戦するわけですから、とにかく不安でした。工業簿記はわかりやすく噛み砕いて説明がしてあるテキストを選びました。
次に、勉強の進め方についてどうしたらいいのかネットで調べてみました。
皆さん思い思いの勉強法をしているようです。
どうも一番いいのはどちらかに偏らず、両方を同じくらいのスピードで進めていくことがいいようです。実際、勉強をしてみると、商業簿記は実務経験のおかげであまり時間をかけずに済みました。
その代わり、工業簿記と過去問などの演習に時間をかけることができたのでよかったです。
勉強開始から2か月半で検定試験を受験し、1回の受験で取得することができました。
この時に取った資格のおかげで、40歳を過ぎて転職をしてもまた経理の仕事に就くことができました。
当時、総務部で事務の仕事をしていたのですが、数字にも強くなるし知識になるからと思い未知の分野に挑戦したのです。
試験は一度で合格できましたが、実際に業務内容では使わない知識がほとんどでした。
しかし、日商簿記は2級からが履歴書に堂々と書ける資格だと聞いたので取得してよかったと思っていました。
そうして結婚のために退職して新たな土地で転職活動をすることになりました。
私は堂々と履歴書の資格欄に「日商簿記2級」を記載し、経理関係の事務のアルバイトなどに応募しました。
面接では以前どんな業務をしていたかということを当然質問されるのですが、私の以前の業務は経理らしい業務ではなかったので面接者の期待に沿えないことが多かったように思えます。
結局、採用されたのは経理の仕事とは関係のないところでした。
転職するには資格と関係する業務がセットでなければ説得力がないのだなということを実感しました。
もちろん、資格を取得したということでその向上心のアピールにはなりますが、新卒・第二新卒の年代ではないのでそのポテンシャルは重要視されないのです。
企業は即戦力を求めているので、資格のみで即採用ということには結びつかないということを実感しました。
私は就職活動の為に日商簿記2級を取得しました。
会社の数字を見る行為はどの企業でもある事だから、書類選考の時に役に立つだろうと思って取得しました。
ただ、面接どころか書類選考もほぼほぼ通る事はありませんでした。ESなどの中身も問題があるかもしれませんが、特に自分は低学歴だったので学歴フィルターで落とされてる事も多かったと感じます。
結果的に日商簿記2級で内定を貰えたなど、就活に有利になったなどは一度も感じる事はなかったです。
周りの人を見る限り書類選考では高学歴の方が優遇されてると感じましたし、面接で日商簿記2級の事について一度も触れられる事はなかったです。
後から話を聞いてみると「日商簿記2級はあるには越した事はないがそれが最終的に内定や選考突破につながる事はない。他の人と比べる時ちょこっと有利になるぐらいだがそれも微々たるモノ」とほとんど影響がない事が判明しました。
就活に資格は有利という話はあながち嘘でもないですが、実際の効果を見ると殆どないと言ってもいいぐらいだと思います。
結局どういう資格が有利なのかは
【その資格の取得の際にどんな事を学んだか?】
【その資格がその企業の仕事と直結するか?】
という部分がなければ特に取得する必要はないと思います。
資格も実際に働いた上で使わなければ意味がないですし、逆に保険の為に受けたと悪い印象も与える事があるそうです。
なので資格を取ってもいいとは思いますが、就活を有利にする為に取るならインターンを受けて希望職種の知識や経験を実戦で学んだ方がよっぽど有利になると思うのでそちらをオススメします。
20代半ばで、派遣社員で働いていたので正社員になれるように就職に役立つ資格で自分のスキルアップにも繋がるものを取得しようと思い、簿記の2級の勉強を始めました。
市販の簿記2級のテキストを購入して勉強したのですが、工業簿記や商業簿記の有価証券と社債に関する部分で分からないと感じる問題が多く、独学では難しいかなと思ったので通信教育の簿記講座を受講する事にしました。
学校に通い時間と金銭的な余裕が無かったので通信講座にしましたが、DVDがついていてそのDVDがとても分かりやすく、分からない箇所は質問できるという点で、自分で勉強していた時よりは理解できるようになっていきました。
最初の1ヶ月は本当に分からないことが多くて苦しかったのですが、2ヶ月目に解ける問題が増えてきて正解率も上がって、過去問も合格点レベルに近い点数までできるようになってきて、少し自信がつきました。最後の1ヶ月は毎日過去問をひたすら問いていました。3ヶ月で合格するのは難しいかなと思っていたのですが、3ヶ月で合格できました。
通信教育に切り替えて良かったと思います。
簿記2級を取得したことで、就職活動に役立ったのかと言われると書類選考で落ちてしまう事が減ったような気がしますが、やはり経理の職種は実務経験が問われることも多いので最終面接で不採用となることも多かったです。
それでも結果的に正社員として内定がもらえましたし、自分のスキルアップにはなったと思うので取得したのは良かったと思います。
ただ使わないと忘れていきそうなので、定期的に問題を解いてみたりテキストを再度見たりしています。
子供も手が掛からなくなったのでそろそろ働こうかしら。なんて方は多いと思います。
私も家庭に入って仕事から遠ざがっていた頃がありました。働こうとハローワークへ行くんですが、30歳をすぎているとなかなか仕事先は見つけにくいものですよね
この時の私はパートではなく正社員で探していた為余計に見つかりません。そんな時に資格も何もなく就職は難しいとハローワークの方に言われ、職業訓練というものを教えて頂きました。
職業訓練とは資格を取りながら給付金ももらえると説明を受けたので迷わずその手続きをさせてもらいました。たくさんある資格の中から選んだのは簿記の2級です。期間は3ヶ月で、毎日訓練校に通って学び、職業訓練終了と同時に2級の資格も取得しました。
さぁ、これで就職だ!
と意気込んでハローワークの検索コーナーへ行き、事務や簿記の資格を活かせる会社を探しだしましたが・・・。ほとんどが1次面接の書類審査で落とされるんですよね。たしか10社くらいに履歴書を送ったと思うのですが、全て不採用で返されました。
やっぱり経験がないのと、パソコン関係は使えて当然という世の中になっているようです。使えて何ができるかと言う事ですよね。基礎を習っただけでは採用は難しいようです。
就職するのに必要な資格は何か、と考えてから資格を選ぶべきだと思いました。
→30代の女性が資格取得の勉強に打ち込む前に読んで欲しい「資格について」の個人的な見解。
簿記のスキルがある場合、基本的には「経理」の仕事につくことが多いと思います。
会社の毎日の取引を入力して入出金の管理などを行うわけですが、実際にどのような業務になるのか参考になるのが次の動画です。
この動画を見て、実際に経理の仕事に興味がわくようであれば簿記2級の資格を取得してみてもいいかもしれません。経理の仕事はかなり細かい数字を使っていきますので当然合う合わない人が出てくると思うからです。
転職を考えたときにハローワークを利用する方は多いと思いますが、ハローワークで募集されている求人の数を「資格」順に調べてみました。
すると「簿記2級」は1800件で22位、「簿記3級」は2100件で20位となっていることがわかります。
3ヶ月~半年ほどで取得できそうな資格としてランキングの上位に掲載されているのは「介護職員初任者研修」などの介護系と「免許」系の資格となり、次に簿記の資格が来ていますので、資格取得の有効度は少なからずあると考えます。
1位の自動車免許と、3位の介護研修から20位の簿記以外は、2年~3年といった通学が必要な資格がおおく占めています。やはり通学系の国家資格は強いですね。
※2016年3月ハローワークインターネットにて調査しました。
今回の体験談はクラウドソーシングサイトで募集した生の体験談となっています。
39歳の方は「簿記3級」を合格後に無事内定をもらっていますが、総じて未経験者が「簿記」の資格で道を切り開くのは大変だという状況が伺えます。
特に、経理のお仕事は応募が多いことが予想され、未経験でもOKで求人するような企業は少ないと思われます。また、事務のお仕事についても、経理以上に求人倍率が少ないことに加え、直接的に簿記が役立つ場面は少なく、PCスキルや実務経験がより重要視されるように思います。
それでもやはり「簿記2級」や「簿記3級」を取得して転職したい!ということであれば、転職のアピールとして「経理実務講座」を受講しておくことをおすすめします。
未経験者にとって、実務経験がないことがなによりのウィークポイントですが、「経理実務講座」を受けることで少なくとも面接でアピールできますし、やる気を伝えることができると思います。
→アカウンタンライブラリー・・・このページで紹介している動画の運営サイトです。
今回の体験談では1人の方が39歳の年齢のハンデをもろともとせず、正社員として内定をもらうところまで至っています。
20社も面接を受けるには相応の時間とコストがかかっていると思いますが、1つの成功事例として皆さんの参考にはなるのではないかと思います。
]]>