いまや2009年になくなってしまった初級シスアド。いまはITパスポート試験になっているそうですね。
2002年に晴れて社会人となった自分ですが、会社の方針でシスアドの勉強をさせられたのを覚えています。まったくITが出来なかった自分ですが、参考書を買ってなんとか1発合格。
たぶん、暗記的な問題が多くそこまで難しくなかったような気がしています。
せっかく取ったシスアドですが、その後役に立ったのかと言われると、全く役には立ちませんでした。
「あー、取っておいてよかった!」と思う瞬間はまったくなかったですね。その後その会社も1年足らずで辞めてしまい転職することになりましたが、転職の際にも特段役に立ったかというとそうでもありません。
いまでも転職するときには「初級シスアド取得」と一行埋められるので、他に資格を持っていない自分にとっては埋まられる感で少しほっとする程度です。
シスアドを取得したことよりも、実務で残しているホームページのポートフォリオのほうが転職にはよっぽど役にたっていますね。
いわゆる現ITパスポートの資格ですが、ネットワークなどの問題も出てきます。ただ、これも問題が解けるからといってネットワークのトラブルが解決できるというわけではありません。実際に自分でサーバーを立ち上げネットワークを組んで、「ルーターやHubの設定をしました」とアピールしたほうが転職活動の際には評価されると思います。
MOSのワードとエクセルで、スペシャリストの資格を一昨年取りました。
妊娠を機に離職していたのですが、旦那の収入状況が悪化し、急いで働く必要がありました。派遣にもMOSの資格を持っていた方がいいという話を聞いていたので、1週間ほど勉強しMOSの資格を取得しました。
私は派遣に登録する前にMOSを取得したので、MOSの取得が派遣にどれだけ影響するかはわかりません。私は希望していた事務系の派遣社員になることができました。
派遣先の仕事でもMOSの試験勉強で学んだことは一応役に立ちはしましたが、別に通常業務でワードやエクセルの細かい機能を使う必要はそれほどありません。
職場や仕事内容によって要求されるパソコンの技能は異なるので、MOSを学べば仕事で役立つとは言い切れないと思います。
ただしMOSに合格していることで、最低限のパソコン技能の証明にはなるのだろうと思いました。なので、派遣先の選択にも有利に働くとは思います。意外な機能を知ることもできるので、パソコンの技能を高めたい人は受ける価値はあると思います。
ワードとエクセルの試験には、それぞれ約1万円かかります。また教材もそれぞれ7千円ほどかかります。試験内容もそれほど難易度は高くないので、わざわざ通信教育などを受講しなくても試験は独力で合格できると思います。
私は試験に1万円近くかかるので、教材を買い一通り試験内容を学習してから受験し、一発合格できました。再試験する費用を考えたら、教材を買うのも一つの手だと思います。
日常的に仕事でパソコンを使用している人なら大抵は合格できるとは思うのですが、試験も独特なので教材を買って一度模試を受けてみるといいと思います。
20歳のとき取った資格のお話です。
当時私は訳あって短大を中退し、その後高校時代から続けていたアルバイト先でフリーターの日々を送っていました。
そんな私も早く正社員の職を持ちたいと思い、事務職に就きたかったのでパソコンの資格をとろうと思いました。
わたしがパソコンを習い始めたのはアビバです。初めて入会の相談と一日体験に行ったとき、アドバイザーの方はとても親切に相談にのっていただき、就職できるか不安だったわたしに「大丈夫、パソコンの資格を持ってるときっと若いからどこかには採用してもらえるから!」と元気づけてくれ、少しほっとしたのを覚えています。
しかし今となってはそれは入会させるためだったんだろうなと思います。(笑)そのアドバイザーの方に普通の事務職につきたいなら、サーティファイ検定をおすすめされました。
正式にいうと、Word文書処理技能認定、Excel表計算処理技能認定と呼ばれるものです。すっかりこのアドバイサーの方に励まされた私は言われるがまま、この試験の2級に合格するためのカリキュラムを組み、入会しました。教材、授業料、試験代などなどトータルで25万ほどはかかったと思います。
アルバイトの合間に習いに行くという感じでした。習い始めて、約2か月ほどで試験に合格しました。ついでにこれは独学ですが、秘書検定の勉強も並行で行い、こちらは3級には合格しましたが、2級に落ちてしましました。
そしていよいよ就職活動を開始。とりあえずハローワークに行って希望の事務職を探し始めました。しかし一般事務の求人は意外に少なく、医療事務や経理系が多かったです。こういった仕事は経験や資格がないとハローワークから企業に紹介してもらう時点で門前払いです。
数少ない事務職を受けるも運よく書類選考が通っても非常に倍率も高く、面接で毎回落とされる始末でした。書類選考も含めると50社以上受けたと思います。とうとう諦めてしまい、事務とはまったく違う携帯ショップの店員に正社員として採用されることとなりました。
面接でもサーティファイといっても「なにそれ」とか「どんな資格」とか聞かれるのであまり知名度はなく、無駄なお金をつぎ込んでしまったな、後悔しています。
私は、子供の頃から動物が大好きで、高校生の時に進路を考える時にペットショップでガラス越しで、犬をトリミングしているトリマーさんの姿が忘れられず、動物の美容専門学校に入る事になりました。
私の母校は日本で最初にJKCという日本で最大級な団体の資格を取れるため、私の家からはだいぶ遠いけど東京の中野にある学校に通い始めました。
通学してみると想像以上に学校生活は楽しくて長時間の通学も苦になりませんでした。
あっという間の二年間でしたが、とても楽しい学生生活でした。
でも、就職先が失敗してしまいました。
入社したお店のオーナーさんがJKCの資格を持つトリマーを毛嫌いしていて、さんざんイジメのような事をされました。私はトリマーとして一人前になりお客様に喜んでもらいたかっただけだったのに、そこのお店は本当に残念だったし、私にとっても社会人として、思いっきりつまずいた感じでした。
次に職場は動物病院のトリマーをやりましたが、そこの獣医さんがとても偏屈な人で中には一日で辞めていく人がいるほどの酷い職場だったようで、私も一か月が限界でした。
それからは、人間不信や就職不信になってしまい、我が家の愛犬や近所のワンちゃんトリミングするくらいになってしまいました。
最初でつまずかなければ、今ではトリマーとして堂々と名乗れると感じる日々です。
数年前に転職をしようと思い、職業訓練に建築CAD検定が含まれていることに気が付き応募しました。
建築系の事務に役立つだろうと思ってのことでした。
私が受けたのは建築CAD検定3級です。試験内容は渡された図面をそのままパソコン上で表現するだけのシンプルなものです。
ある程度パソコンの操作ができないと苦労します。特に、マウスを使いこなせていないととても大変です。線を引いたりするのはすべてマウス操作によって行います。
図面を表現するだけのシンプルな試験ではあるのですが、それがとても難しいです。
真っ白な画面に正確な長さの線や角度を表さなければいけません。それを、渡された図面から読み取って、パソコン上で表さなければいけないのです。
私はパソコンの操作は慣れているので大丈夫だったのですが、建築の知識はゼロでした。
でも、建築の知識はなくても合格することはできました。建築の知識があればもっと簡単だと思います。
費用に関していうと、受験料は1万円ほどかかります。
自宅で練習をしようと思えば無料でCADをダウンロードできます。
そういった点ではソフトが高額なものではないので、パソコンがすでにあり、テキストさえ手に入れば練習はいつでもできます。
私は結果的には合格できましたが、正直に言うと必要ない資格になってしまいました。
3級でも知識のない私には難しいものだったのですが、実際にCADを使用されている方にとっては簡単な操作しかしていないのだと思います。
どうしても建築系の事務員として採用されたい!と考えている方以外はおすすめしません。
私自身も、結局は建築系には就職していません。
私が高校1年生の時、色彩検定がある事を放課後配られた用紙で知り、母がカラーコーディネーターの資格を持っていたこともあり、興味があって受けました。
内容は色の見え方の簡単な原理からファッションでの色についてで、私の勉強は主に色彩検定3級のテキストを通学の電車で読んだり、休み時間に暇さえあれば読んで理解するのを楽しみに勉強していました。
さほど内容も難しく無かったので、試験近くの過去問も難なく合格ラインで、試験も無事1発合格。
私が受けた頃は、同じ学年の子は居らず、一つ上の先輩方とだったので、資料の受け取りや試験日は別の意味で緊張していました( 笑 )
かかった期間は半年から8ヶ月位だったかな。
費用は受験料とテキスト代くらいで、過去問は学校が用意してくれたのでかかりませんでした。
大体、1万円~2万円かな。
内容はFP等の資格と比べるとかなり簡単で楽しいですよ。
色の作りや日本での色の名称、海外での歴史で培われた色の名称。どちらも女性が好きな、綺麗やかわいいといった感性をくすぐるものばかりで、友人とテキストを見ながら、この色素敵?とか、この名前と色いいねとか、勉強していた時の思い出、印象としましては、とてもわくわくしていたと記憶しています。
子供さんが居られる方でもそういった触れ合い方も含めての勉強も出来るかもしれませんね。
私的に、勉強内容が素敵な資格だと思います。
実際に仕事等に活かすとなると、基礎の基礎なので応用がまた別に必要かなと思います。
色の見え方や種類、原理、ファッション上での認識、そういった事が主なので、どの色を使い的確に表現するか、では知識が足りないかも知れません。
なので、この色彩検定3級は、自分に合うかどうかどうかのお試しや、ちょっとした教養に、くらいが妥当だと思われます。
勉強して損はない資格だと思います。
結婚し小学生の子供がおります。医療事務の仕事をしながら勉強の毎日、毎日クタクタ…あの頃は若かった!
医療事務の資格は通信で学びました。アルバイトしながら22歳の時です。
まだ未取得の時に、求人登録していた専門学校よりお仕事のお話があり、「これはチャンス!」と思い、そのお話に食らいつきました。
しかし、実際に就職してみると…毎日忙しく、クタクタ。
勉強が進まず、結局資格は期限内に取れませんでした。しばらく仕事についてから取得したと思います。
職場によりますが、仕事よりも大切なのが、人間関係…。当然、病院での勤務になりますから、専門的な医療知識を持った人たちと上手に付き合っていかなくてはなりません。
それから、子供が来年に小学校入学の予定です 、そのタイミングで将来のことも考えて「調剤薬局事務」の資格も取りました。
ただ、言われたのは、実務経験がないと資格の意味が伴わない事。資格をとれば、いいというわけではないのです。
その仕事は本当に好きですか?
専門的な資格、資格を取る意味 、恥ずかしながら、正直最近までよくわかりませんでした。
寝ても覚めても頭の中に常にある様なことならば 、とても良いと思います。
しっかり考えて、自分に本当に必要であるか見極めてください。
2013年春、会社都合で11年務めた会社を辞めた私は50歳。
ハローワークに通い始め、そこで医療事務講座と出会いました。思い切って申し込んだものの、この年齢、勉強なんて32年ぶり。頭に入るだろうか、この年だから無理に決まってる、覚えられるわけがない・・・。と、できなくても許されそうな理由をいつも頭の中で考えていました。
国からの補助金での運営という事もあり、まさにそこは学校。一分でも遅刻したらアウト。朝礼に掃除、日誌に発表。規則も多く無駄がない、みっちり3か月。
下は20歳から上は私まで。幅ひろすぎる年齢層の中、私の勉強が始まりました。
ところがいざ始まってみると楽しくて楽しくてし仕方ない!学べるって素晴らしい!!家での予習、復習も時がたつのも忘れるくらい没頭しました。
そして学んでいくうちに、あれっ?私って結構できるかも?そう思うようになりました。
こうなってくると本来の意地っ張りな性格が久々に芽を出し始めました。若いもんには負けてなるものか!
私の意欲はどんどん加速していきました。日々の小テストも全てクリヤーし、晴れて『保険請求事務技能検定』と『調剤報酬請求事務技能検定』の2つの資格を取得することができました。
そしてただ資格を取得しただけでは無く、共に学ぶ仲間との繋がり、講師の先生との繋がりが、何よりの宝物となりました。
現在、資格を生かした仕事には就いてはいませんが、私の心の大きな大きな自信となっています。
年齢の為にと諦め、はなから無理だと考えるのは、単に自分に甘く、やる気が無いだけなんだ、という事を自分の身で体験することができました。
どうしようか・・・と迷っているみなさん!何かを始めるのに遅すぎるということは決してありません!
扉を開くのは自分です!思い切って飛び込むと案外できる自分と出会うことができますよ。
私は医療事務管理士の資格を持っています。
なぜこの資格を取得しようと思ったかというと医療事務の専門学校に行っていたからです。
その学校へは友達が入ると行っていたから一緒に入ってみたという感じでした。なので医療事務のことよくわからい状態でした。
しかし、医療事務という単語はテレビや雑誌でよく見かけていたし、就職で役に立つだろうと思う気持ちはありました。
学校に入って資格の試験日まであまり時間がなかったので必死に勉強しました。
医療事務の勉強はなかなか難しくて最初はまったく受かる気がしませんでした。
それでもせっかく医療事務の学校に通うことになったんだから頑張らなくてはという気持ちで一生懸命勉強しました。
そして3ヶ月みっちり勉強してなんとか医療事務管理士の資格を取得することができました。
それから学校を卒業して就職活動をしてみてわたしが医療事務の資格について思ったことがあります。医療事務の求人票には必要な資格の欄に「医療事務の資格」と書いていることが少ないなと思いました。
つまりは別に資格がなくても医療事務の仕事は出来るということだなと思いました。
そして実際に働き始めるとやはりあまり資格を取っていたから役立ったということもなかったように思います。
少しは知識が身についているのでなにも知らない人よりはいいとは思いますが。なので私は大切なのはやはり資格ではなく経験だなと実感しました。
日本規格協会が実施しているQC検定を取得しました。きっかけは前職にて品質管理に関する方針が年々厳しくなり、その一環としてQC検定受験を奨励されるようになったからです。まずは3級から受験し、無事に合格しました。
試験内容自体はそれほど難しくなく、過去問を1度か2度の勉強で十分合格できるレベルだと思います。
実際、自分も仕事が忙しかったこともあり、ほとんど勉強できませんでしたが、取得できました。
ただ、3級では会社によるとは思いますが、実務に応用できるようなことはほとんどなく、ただ会社から言われたから受験し、持っているというレベルのものでした。これが1級とか2級のレベルであれば、より実務に応用できるのかもしれませんが、前職の会社ではとりあえず持っていればOKというような方針だったため、上位級を受験することはありませんでした。
前職を退職し、転職するうえで履歴書等にQC検定3級を持っていると記載しましたが、面接したほとんどの会社で「QC検定とは何か?」というようなことを聞かれました。
そもそも自分も前職の会社から言われるまで「QC検定」なるものが存在していることも全く知らず、この資格の知名度はどの程度のものなのだろうかと疑問を持っていたのですが、業界によるかもしれませんがやはりメジャーな資格ではないように感じました。
世の中として品質重視という中で、持っているに越したことはない資格だとは思います。しかし、とくにアピールできるような資格ではないような気がしますし就職・転職するために取っておくということは不要と感じています。むしろ、会社の中で仕事をしていくうえで必要に応じて取得するという方針で十分な気がする資格です。
数年前にWebクリエイター能力認定試験のスタンダードを取得しました。資格取得のきっかけは転職ですが、正しく言うと転職段階の前の退職が難しかったので、この資格を切り札に退職をしました。
退職前の職場では、とても退職希望者が多かったため、退職を申し出てもなかなか受理されませんでした。そのためにwebクリエイターになるため資格を取得し、転職の準備をしっかりしているとアピールしてやっと退職願いを受理されました。
勉強方法はスクールには通わず独学です。ひたすらテキストを買って繰り返し勉強しました。ちゃんと試験を運営している団体推奨のテキストがあったのでそれを使って問題を解いていきました。(たしか模擬試験のようなものも教材にあったと思います。)
資格自体は、私はウェブの学校やクラスに通った事がなかったので役に立ったと思います。ちゃんと専門学校を卒業した人にはあまり意味がない資格かもしれません。(実際、専門学校を卒業した友人はあまり意味がないから資格は取っていないと言っていました。)この資格は独学でも一定の知識はある事を証明できるので良いと思います。
結局仕事はホームページ作成の会社ではなく、ECサイト運営の会社に就職しました。ホームページ作成の会社でも求人を探せば未経験で入社できたかもしれませんが、自信がなかったので、商品ページなどを主に作る仕事で探しました。ウェブについて知識のある人がいなかったため、自分でまた勉強することになったのですが試験も独学でパスしているのであまり苦にはなりませんでした。
スタンダードでも一定の知識は身に付きますが、本格的にウェブクリエイターを目指す人ならエキスパートを取得した方が良いと思います。
高校生時代に何個か資格を取得したことがあります。なぜ取ったのかは、自分の意志ではなく授業の一環として取った感じです。
取得した資格は、「情報処理技能検定」の1級です。
小難しい漢字で取得するのが難しい資格なのかな?と思うかもしれませんが、そんなことは一切なく、とっても簡単に取得できます。どのような資格なのかというと、簡単に言うとExcelでの表計算についての資格です。
先ほど述べたように高校の授業の一環で取った資格なので、授業でちゃんと学んでいればそこまで自分で勉強する必要もありません。
1級だと授業でやらないことも試験では出てくるのである程度勉強しなくてはなりませんが、数時間ほど勉強すれば大体OKという感じです。
学生ではなく、今までExcelに触れたことがない人が取得するにはある程度の勉強は必要かもしれませんが、数日独学で勉強してしまえばできるようになると思います。
勉強の費用も、学生なら先生に教えてもらえば無料です。学生ではない人は、ネットで表計算の仕方などを調べれば費用は無料です。しかし、それではよくわからないという人は、表計算についての本を一冊くらい買えばそれで大丈夫だと思います。
このようにとても簡単に取得できるので、就職に役立つのかといったら、あまり役立ちません。履歴書の資格欄を埋めるのには使える、というくらいのものです。
しかし、いざ会社に就職して全然表計算の使い方がわからない人よりは、資格を取った分覚えていることも多いので、最初は少し有利な立ち位置にいられるのではないかと思います。
受験料も安いので、暇なときがあれば取っておいても損ではないのかな?という感じです。ですが、この資格に勉強の時間を割くなら、もっと使える資格をガッツリ勉強して取得した方がいいと私は思います。
まず、私は4年制大学の心理学を専攻し「児童指導員」と「認定心理士」という資格をとりました。
単位を満たせばお金で買う資格ですが。その資格をもって児童養護施設の面接を受けると落ちました。
その児童養護施設が採用したのは同じ大学の保育士資格をもった男の子2名でした。
同じような子どもを24時間預かる特殊な仕事につきましたが心理学をやっているぐらいでは何も現場で役にたちませんでした。
脳の実験とかもしていましたが、仕事上では本当に何の役にもたたないです。
目の前にいるのは困っている子どもなのに。子どもは先生が好きだといってくれましたが私は中身がからっぽで何の支援もできないことが悔しくてこの子はなぜこうなってしまったのか幼少期になにがあったのか、障害とは何か。本気で勉強したいと思いました。誰も救えなかったからです。
当時児童福祉の世界も心理の資格だけでは人をとらなくなりました。社会福祉士、精神保健福祉士、保育士をもっていて当たり前のような風潮でした。
私は本当に頭が悪く独学では無理だと思ったので保育の短期大学に26歳で入学することにしました。
仕事は3年でやめ皹こようで1年残りました。7歳も年下と2年間を共にする。苦しいことのほうが多かったかな。
友達もできたけど価値観が違いすぎて戸惑うことが多かったです。
また、2年生からは別の子どもの施設で働きはじめて夜勤明けで学校~夜勤という生活でした。
今の私は留守家庭児童支援員という仕事をしています。保育士、幼稚園教諭、社会福祉士がないとできない仕事です。
厳しかった実習、よく、わからなかった難しい授業、全てが今役にたっています。
短期大学入学と同時にはじめた放課後デイサービスの生活支援員の経験もやっと6年たって生きてきたよに感じています。
資格は一生ものです。とくに子どもの仕事は保育士があればなんとかなる。子どもが好きなら無理してでも少しでも若い内にとるべき資格です。
因みに2年間で240万の学費その他もろもろ。
資格には、「業務独占資格」と言う国家資格があります。ある業務についてその資格を持っている人しかできないと法律で決められているものです。
例えば、医師や弁護士などがそれに当たります。
私達に身近なところでは、看護師や美容師です。その他にも色々あります。残念ながら、保育士は独占業務ではありません。
一方で、業務が独占できない国家資格も存在します。例えば、普通運転免許も立派な国家資格ですが、乗用車の運転はできても、業務は独占できません。
いわゆる民間資格もあります。MOSやサーティファイの検定、FPなどです。
更に、国家資格と民間資格の中間的性格の「公的資格」というものがあります。商工会議所の検定試験である「簿記」、日本英語検定協会の「英検」などがそれに当たり、それぞれの公的機関が実施し、国が”認定”するという資格です。
よく分からなくなってしまったと思いますが、簡単に言うと、「あるお仕事に就くことを許可する資格」と、「その人が一定の技能を持っていることを証明する資格」があるということです。一部の国家資格、公的資格や民間資格は後者に当たります。
やはり「あるお仕事に就くことを許可する資格」が就職や転職には強くなりますし、給与も高くなります。これは、看護師を見ればよく分かると思います。
一方で、、「その人が一定の技能を持っていることを証明する資格」については、あくまでもスキルや知識の証明であるため、特に転職市場では、業務経験とセットで評価されることになります。従って、簿記1級レベルになれば話は変わってきますが、業務経験がゼロであると資格も効果をあまり発揮しません。例えば、簿記2級程度だと、未経験の人は経理には転職しづらくなります。
例えば、コチラの体験談などが参考になるかと思います。
→主婦で未経験。簿記2級は意味ある?(大手小町)
「資格3割・経験7割」というのが的確に、簿記2級の転職の実情を表しているような気がします。意味合いはあるものの・・・ということですね。
ただしこれは、そのお仕事の需要と供給によっても変わってきます。例えば、情報系の公的資格として「応用情報技術者試験」というものがありますが、簡単に言ってしまうと、簿記2級程度の難易度となります。しかし、IT系の技術者の需要は非常に旺盛なため、未経験でもこの資格を持っていれば、転職できる可能性は高いと思われます。
一方で、事務や経理については、人気が高いことから供給が需要を上回っており、資格を持っていても未経験の人のハードルは一気に高くなります。特に、事務については、誰でもできる仕事とみなされて、派遣社員などに置き換わる傾向がありますので、需要が縮小しています。
このように、人気の高い職種については、資格よりも経験値が重視される傾向にあります。勿論、会社の規模や状況によりけりですから、絶対とは言いませんが、下手に資格を取得するよりも派遣社員として実務経験を積むほうがより効果的な場合があるのです。
ですから、資格をたくさん持ってればなんとかなるだろうと考えるのは困りものです。私の採用担当者時代に、何十個もの資格を持っている人が応募してきたことがありますが、お見送りしました。流石に、社会人経験なし、実務経験なしでは採用しようがありませんでした。
さて、まとめますと、簿記や民間資格など「その人が一定の技能を持っていることを証明する資格」については、実務経験とセットで評価され、その職種が人余りであればあるほど、厳しく実務経験が評価されることになります。
一方で、人手不足の業界については、資格が高く評価されますし、資格がなくても転職できる場合もあります。例えば、業界ではIT、介護、職種では営業などは、業務に関連資格を持っていれば高く評価されるでしょう。若ければ尚更高く評価されると思います。
心理系の国家資格というと「臨床心理士」が有名ですが、これ以外にも「精神保健福祉士」や「産業カウンセラー」と呼ばれる資格も国家資格となります。
臨床心理士や精神保健福祉士は、大学や専門学校などの学校に通って通学して取得する国家資格となり、難易度はかなり高めになります。また産業カウンセラーに関しては国が指定する数ヶ月にわたる講習を受けることで受験資格が得られます。学費的には20万~30万かかりますが、前者の国家資格より遥かに取得の労力はかかりません。
上記の資格を取得後、就職先として考えられる主なものは企業におけるカウンセリング業務だったり、学校でのカウンセリングであったりします。いわゆる診療内科や精神科というのは医療に属するものとなり、医師免許が必要になりますので、上記資格を取得しても就職することはできません。
心理系の民間資格は数多くありますので、いくつかピックアップして紹介させていただきます。
例えば・・
などがそうです。そして、これら民間資格ですが就職口は数少なく、これらの民間資格を取得しようとするのであれば、心理カウンセラーとして開業することが主な道なのではないかと考えています。
心理カウンセラーを開業する上では、資格などは必要ありませんから無資格状態でも開業は可能ですが、やはり何も資格を持っていないと名刺やパンフレットにも何も書けないことになりますし、顧客にも信頼されにくくなります。ですから、箔付け的な意味合いで民間のカウンセラー資格が必要になってくるわけです。
心理カウンセラーとはどのような仕事だろう?と疑問に思うかと思いますが、実は心理カウンセリング業で開業している人は少なからずいます。お近くの主要駅で「●●駅 心理カウンセリング」と検索してみてください。数件はヒットするのではないでしょうか。
大体のカウンセラーがそうだと思いますが、個人で部屋を借りてカウンセリングなりセラピーなり、訪れるお客さんの心のサポートをしている形になると思います。
ここからはカウンセリングを受けた方の実際の体験談を紹介しています。実際にカウンセリングを利用している方の体験談を読むことで心理カウンセラーの仕事の側面が見えてくるのではないでしょうか。参考にしてもらえればと思います。
3年ほど前、注射や採血、医療行為全般が怖くなってしまい、あらゆる診療が受けられなくなって同時に当時結婚していたこともあり、まわりの期待からしても出産もそろそろ考えないといけないけど全て怖い、、、その気持ちだけなら多少はもってもおかしくない思考ですが、一日中怖いものの思考が止まらず日常生活が困難になってしまい、心理カウンセリングを受けました。
1回千円くらいで、1回が20分位でした。
まず、何に恐怖を感じるかをとても穏やかな口調で聞かれ、その中で尖ったものを見て怖いと感じないか、触ってドキドキ心臓が早くならないかを試しました。特にそれだけではストレスを感じなかったので、現状の生活状況から性生活まで終始ソフトに自然に問いかけられ、こちらも自然に答えることができました。
先端恐怖症などではないということで、痛いこと、触られることが怖いことが一番困っていることとして、針や点滴、注射に慣れていく療法、リラックスする呼吸法など練習する治療にはいりました。
また、その間にも話していくことと生活の改善で今では良くなっています。カウンセリングを受けて今はとても良かったと思っています。
結婚3年目、30代の専業主婦です。
主人の奇怪な言動が理解できず、義親に相談するも相手にされず、実親にも我慢するように言われ、精神的に疲れ果てていました。2歳の娘の定期健診の際、娘への影響を考え主治医に相談したところ、メンタルクリニックを紹介され、心理カウンセリングを受けました。
初期面接は約50分で簡単なプロフィールと受診した経緯をお話しました。値段は5000円ほどでした。次からは月に1回の受診になり、20分の面談で1500円ほどになりました。
初めは主人の相談に行ったのに、なぜ私が継続して受診しなくてはいけないのか納得がいきませんでした。
しかし、回数を重ね、医師に自分の言葉で気持ちを伝えることで考えを整理することができてきました。そうすることによって、徐々に前向きな気持ちになることができました。
全く眠れない日が続き、心理カウンセリングを受けました。どこのカウンセリングに行けばいいのかたくさんネットで調べ、家から少し距離があって口コミが良いカウンセリングに行きました。
そこは完全予約制で、待合室で他の方と会うという事はないようになっていました。実際のカウンセリングでは、症状と何が原因なのか思い当たる節はないかと聞かれました。私の場合はおそらくストレスだろうとのことと、運動不足と言われました。
カウンセラーさんは基本的には話をずっと聞いてくれましたが、「ふーん」というかんじで私としてはちゃんと聞いているのかなと少し疑問に思いました。
男性で服装は、白衣の中に派手な色の服を着て、大きなネックレスをしていました。こちらもあまりありのままを話せる相手ではないなと思ってしまいました。これからは、写真をホームページに出しているところから選ぼうと思いました。
心理カウンセリングを受けたのは、6年ほど前でした。知り合いに良いと勧められいろんな自分の感じていること悩みなどを聞いてもらいました。
値段は、1時間で5000円ほどでした。女性の60代先生でしたが、話し方も穏やかで会うと元気が分けてもらえるような先生でした。
当時自分が考えていることを話すと否定されることもなく一通り話を聞いてくださってから色々アドバイスをくださいました。当時の私にとっては、色んな話を聞いてもらえる場所であってとても助かりました。
いつも前向きに考えていくことの大切さを教えてもらった気がしました。今の生活においても日々役立っていることも多く貴重な経験だったと思っています。
以前、不妊治療で通っていた産婦人科で、カウンセリングを受けました。料金は、通院中だったので無料でした。ただ予約が取りにくく、治療の日に受けたかったのですが、別の日でないと取れませんでした。やはり人気が高かったのだと思います。
治療のこと、将来のこと、不安定な精神状態のことについて相談しました。カウンセラーは40代くらいの女性の方でした。目を見てじっくりと話を聞いてくれるのはいいのですが、余計緊張しました。あまり広くない部屋で、二人きりなので、なんだか距離が近くて気まずかったです。
それと、気を使われていたのか、ずっと笑顔でした。それが何とも言えず落ち着かなくて、結局言いたいことの半分も打ち明けられませんでした。いきなり全部聞いてもらうのは無理だよと主人に慰められましたが、友人や親にも言えない悩みをたっぷり聞いてもらいたかったです。カウンセリングは受ける方も、ある程度の準備が必要なのかなと思いました。
主人がうつ病を患っていた時、私1人で看病、家事、仕事など全てを必死にこなしていました。無理はいつまでも続かず、私もうつのような状態になってしまった時、主人がかかっていたクリニックに私も受診しました。
主人の通院に付き添っていたため先生とも顔見知りでしたし、我が家の事情も理解してくれていたので、安心して私のことを話すことができました。
とはいえ、自分がカウンセリングを受けるというのはやはり緊張しました。思っているようにうまく言葉が出てこなかったりしましたが、焦らずゆっくりと時間をとって聞いていただけました。
相手はプロですので、込み入った相談や、取り留めもない話でもよく聞いてくれるし、的確なアドバイスも頂けて、数回のカウンセリングで快方に向かうことができました。
私がカウンセリングを受けたのは3年前からでした。最初のころは私は自分が下で人が上という心理状態でとても苦しんでいました。
頭の切り替えも出来ずいつも昔のつらいこと、今日のきつかった出来事をぐるぐる考えて他のことが手につけられなくなっていました。カウンセリングのとき一時間とにかく私はしゃべり続けていました。プライバシーが守られるところが他になく人にひろまってほしくないすべてのことをしゃべりました。
「感情の起伏が激しいならどういうふうに変化しているか記録していきましょう」とか「悩みからぬけれないとき第三者の自分が見ているとすこしづつ冷静になれますよ」とか「眠れないときは横になって手や足が順番に重くなるイメージで」とかいろいろ教えてくださいました。
あの誰にもいえなかったつらい3年間をすべてしっているのはカウンセラーで本当に感謝しかありません。
いまでもあのころのことを思うと涙が出てきそうになります。3年たったとききっと言葉にしなかった自分のつらい思いすべてそこに置いてきたかのような感覚で楽しいできごとや自分へのいたわりの言葉を発していました。短いようでとても長かったカウンセリング。わたしはカウンセラーに感謝の意味をこめてこれからの人生を大切にしていきたいと思います。
1ヵ月前くらいに職場の人間関係のことでカウンセリングを受けました。
担当してくれたカウンセラーの方は女性の方で、私が話す悩みなどについて深くうなずきながら聞いてくださいました。ただあまりにもオーバーリアクションだったので最初は若干の不信感というか、胡散臭さを感じましたが……30分で3000円くらいでしたが特に短く感じることもなく、具体的な考え方や問題への対応方法を教えてくださったのでとても良い方だったと思います。
思っていることを話すだけでも精神的にとても楽になります。私の場合は職場全体から色々と言われていて、自分がおかしいんじゃないかと思い込んでしまっていたので心理カウンセリングという場で職場とは全く関係のない人の考えを聞けるというのは重要な機会だったと思います。
悩みを身近に相談できる人がいない、あるいは会う時間をとれない人にとってカウンセラーの存在は大きいです。
大学生の時に大学内にある心理カウンセリングを受診しました。本学生だと料金はかかりませんでしたが、実際に臨床心理士の資格を持った人がきちんとカウンセリングを行っているところです。時間は30分です。勉強のこと、就職のこと、当時の彼氏のこと、厳格で束縛が強い高圧的な父のことを相談しました。
毎日、生きていることに息苦しさのようなものを感じていている一方で、自分がしっかり地に足をつけていないようなフアフアしたような感覚を生活で感じてました。周りの背景も自分以外の人も動いているのに現実味が沸かず、私は何も考えていない無意識の状態で一種の生活場面の「映像のみ」を見ているような錯覚を感じて生活しておりました(カウンセラーの人にそれは「離人感」という症状なのかもしれないと言われました)。
全部で3回心理カウンセラーを受けました。カウンセラーは傾聴と共感とときどきさりげないアドバイスがありましたが、ほとんど私が一方的にしゃべって終わりました。しゃべって終わっていたのですが自分で自分のことを話すことによって、色々複雑に絡まりあった自分の中の出来事が少しづつ整理されていく感覚を覚えたのです。3回目のカウンセリングを終えるころにはすっかり気持ちの整理がつき、
スッキリしてました。「話しを聞いてくれるだけ」という方もいるかもしれませんが私は話を聞いてもらったことで心が軽くなりました。カウンセリングをして良かったなと思っています。
今回、かんたんに心理カウンセラーの仕事や資格について調べてみましたが、「開業する」という視点でみたとき気がついたことがあります。
それは、もしかしたら思っているよりも需要があるんじゃないか?競争が少ないんじゃないか?ということです。いわゆる心理カウンセリングはブルーオーシャン市場なんじゃないかと思いました。
理由はいくつかあります。
まず、1点目として開業している心理カウンセラーの方の公式サイトを10つほどピックアップし拝見しましたが、どのホームページも申し訳ないですが個人サイトの粋を出ていないものばかりで作りこまれているカウンセラーのホームページが1つもなかったこと。
カウンセリングを商売とする以上、お客さんがあってのことですから、その窓口になるホームページをなぜしっかりと作り込まないのか?またWeb業者に依頼しないのか?少し不思議でした。
考えられるのは、そんなホームページでもお客さんが来るので問題ないのか、それともホームページを改善するお金すら稼げないか、どちらかでしょう。
2点目として、これは業種的に仕方がないのかもしれませんが、「スピリチュアルヒーリング」「○○式メソッドセラピー」といったような感じで、本来のカウンセリングからかけ離れていて、一般的にはあまり受け入れないであろうイメージに溢れていた点です。
何かしらウリは必要ですから、そうなってしまうのも仕方ないのですが、普通にちゃんとした実績を示してほしいところです。
3点目としては、カウンセリングというお仕事をする上で、お客さんの信頼を損ねるような行動をしているカウンセラーが多そうという点です。
例えば、体験談に出てきたようにネックネスをしてカウンセリングに当たる人もそうですし、あるカウンセラーの方は「私のスケジュールが不安定なのでご予約を早めにお願いします。」といったことを書き込みされていました。私であればメンタルヘルスで心理的に不安定になっている方に対して「スケジュールが不安定なので」といったことは書かずに、言い方を変えるのではないかと思います。
4点目ですが体験談を集める際にクラウドソーシングのサービスを利用したのですが、体験談がものすごく早くすぐ集まった点です。これはそれだけカウンセリングを受けた人が多い≒需要がある、ということです。
思ったよりもストレスや不満を抱えている人は多いんだなと思いましたし、そしてそれを話す相手がいるだけでもかなり負担が軽減できていることもわかりました。なんとなくですが「ただ話を聞いてもらいたい、話す場所がない」というものすごい潜在的なマーケットがあるのではないかと感じました。
考えてみると、核家族化は進んでいますし、一人暮らしの人や家族でもあっても、会社の同僚以外話す人がいない、ママ友もいない、というような人がいるのではないかということです。そういった孤独感を感じる人は潜在的な見込み客となるのではないでしょうか。
5点目は、これまで新聞・ポスティングなどでフェイシャルや脱毛などのチラシは見かけることがあっても、カウンセリングのチラシを見た記憶はない点です。どのように心理カウンセラーの方が集客しているのかわかりませんが、少なくともチラシを作ってのポスティングなどで集客すれば需要は必ずあるような気がします。
6点目は、私であればの考えですがネットを使った集客やサービスもほとんど見かけなかったこと。本来、カウンセリングは対面式でやるのが基本だと思いますが、人によっては「カウンセリングと聞くとすごい尻込みしてしまう」層の人もいると思います。私も利用したことはありませんが、やはりもし利用を考えた時に「やっぱり何か怪しいから行きたくない」という気持ちになると思います。
その点、ネット上でのカウンセリングであれば多少は敷居が低くなる人もいるかもしれません、なにより対面型のサービスだけであれば広くても隣の隣の駅ぐらい。人気のカウンセラーになれば口コミで遠方からでも来客があるかもしれませんが、それでも隣の県ぐらいがせいぜいではないでしょうか。ただネットであれば、日本全国の人がお客さんになりうります。
そうなるとどうやってお金をもらうのか?といった問題も出てきますが、先払いの口座振込みにしてもらう、クレジットカード登録のページを作っておく、といった点でこれは対応できます。
短時間の調査でこれだけ魅力や疑問に思う点がありました。
総合的に考えると、お客さん商売になりますので、最初1年目などは非常に厳しいかもしれませんが、自分の顧客がついていけば思ったよりも言葉は悪いですが稼げる仕事なのではないかと思いました。
パーソナルカラー診断を仕事にしていた時に、客様からお肌のトラブルについて相談をされることが多くありました。アドバイスができたら喜んでいただけるのではないかと思い、仕事をしながら通えるエステスクールがあったため通うことにしました。
医療関係や美容関係での資格や就業経験がある人は最短で週1回半年間の通学でエステティシャンの資格が取れるとのことで、医療系の資格も持っていたため最短での資格取得が可能となりました。
勉強はマッサージ技術はもちろんですが、解剖生理、栄養、メイク、ネイル、エステティシャンとしての心構えなど想像以上のボリュームでした。
学科と並行して技術の時間もあり、定期的に試験もあり、週1回の通学とはいえ自宅での勉強が追いつかないこともありました。卒業試験は学科の他に実技もあるため、自分でモデルさんを見つけなくてはいけませんでした。友人にお願いして通学日以外に週1回は施術をさせてもらいました。
半年間必死で勉強した結果、試験に合格し無事にエステティシャンになることができ、せっかく資格を取ったので仕事にしようとパーソナルカラーの仕事部屋にエステルームを作りました。
宣伝はせずに既存のお客様と口コミによる集客でしたが、ほぼ毎日お客様がいらっしゃる状態になり、資格を生かすことができていたのですが、腰痛が出てきて施術するのが辛い状態になってきました。
薬を飲みながら仕事をしていたのですが、悪化していったためエステルームを閉めることにしました。
現在は施術はしていませんが、クレンジングや洗顔方法などの知識をお伝えするのみにしています。
エステティシャンの求人広告を見ていると、とらばーゆなどの転職サイトでは経験がなくとも異業種から転職できる求人が多く見受けられるなど、比較的門戸が広くなっており、資格を持たなくてもエステティシャンになれる可能性は高いです。
エステティシャンの公的資格制度はありません。そこが美容師などと違うところです。
ですから、(こう言ってしまっては語弊があるかもしれませんが)エステティシャンには誰でもなれます。民間資格はエステティシャンとしての一定の知識や技能を証明するものですから、採用の際に有利にはなるでしょうが、必須ではないのです。
ですから、まずは資格などの取得を目指すよりも、求人に申し込んで面接を受けてみるのがいいかもしれません。
女性にとっては人気の業種で、経験がなくともなることができるエステティシャンですが、会社によっては勤務体系はかなり厳しくなります。お休みが少なかったり、長時間労働だったり・・・離職率が高い業界の1つではないでしょうか。
インセンティブ制度を取り入れている会社も多く、いわゆる営業職と似たような面をもっているところもあります。お客さんをもっているエステティシャンであれば、転職してもそのままお客さんを呼ぶことで、転職先でも給与が確保される。といったこともあるようです。
]]>ネイル関係の資格については大きく2つあるようですが、実際の求人を見てみると求められている資格はほとんどが「JNA」認定のネイリスト技能検定の2級になっています。ごく稀にカウンセリング業務やオフ(※ネイルを取る作業)メインで3級からOKというところもありました。
もう1つINAが主催する「ネイルスペシャリスト技能検定」というのもありますが、このページでは実際の求人の現状に沿って主にJNAのネイリスト技能検定に絞って説明したいと思います。
コース | 料金 | 合格率 | 開催日 |
---|---|---|---|
1級 | 11,000円 | 36.64% | 年2回(4月/10月) |
2級 | 8,800円 | 39.63% | 年4回(1月/4月/7月/10月) |
3級 | 6,600円 | 83.83% | 年4回(1月/4月/7月/10月) |
ネイリストとして働くために資格取得を目指す方は、主に2級の資格を目指していく形になると思いますが、2級の受講条件としては「3級の取得が必須」になっています。そのためにはまず、3級から試験を受けて、これに合格しなくてはなりません。
また同様に1級の試験は「2級の取得が必須」となっていますので、1級を受けるには3級→2級と順々に資格を取得する必要があります。
まず、最初の入り口になる3級の試験ですが、これは3ヶ月に1回(年4回)受験することができます。受講料は6,600円となっていて決して安くはありませんが、合格率も80%以上と高い合格率になっていますので、ある程度準備をして勉強していけば1回~2回で合格できるのではないでしょうか。
次に当面の目標となる2級の資格になりますが、こちらも年4回受けることができます。ただし合格率が40%を切っており、3級と比べるとかなり低くなっていますので、しっかりとした勉強や実技の練習が必要になりそうです。
資格取得までの費用の目安ですが、通信教育などでなく本格的なスクールに通ったり、器具を一式揃えた場合は100万円以上かかる、といったネット上の情報もありますが、これはかなり高くついた場合のケースだと思います。
例えば、上で紹介しているヒューマンアカデミーのネイリストになるためのスタンダード講座は18万円となっていますし、このページで紹介している体験談では実費数万円で道具を揃えている方もいらっしゃるので、おおよその目安としては半年で20万~30万位の費用で落ちつくのではないかと思います。
これは2級取得までの目安です。多くの方は2級取得後に仕事を見つけ、働きながら1級を目指す、という流れになるのではないでしょうか。また別に最近人気の「ジェルネイル」資格もありますので、こちらも同様に仕事をしながら受ける人もいるのではないかと思います。
ネイルの勉強をする場合、どうしても相手が必要になります。このページでは実際に資格を受験した方の体験談を載せていますが、多くの人が「モデルの確保が難しかった」と言っています。これから資格取得にむけて頑張ろうという人は、まずモデルをどうやって確保するのかを考えておくといいかもしれません。
私はネイルの資格を取得しました。専門学生時代エステ専攻でしたが、ネイルを選択授業でとれたのと、ネイルが好きだったので取得を目指しました。
ネイルの試験勉強で大変なことは実技の練習が一人ではできないことです。必ずモデルが必要になります。
自分の左手でもいいのですが、私はエステ専攻なので爪を伸ばすことができず、練習にならないのです。
モデルさんにも何時間も座って手を出してもらうので、その間何もできずに申し訳ないです。そして普段から爪を伸ばして割れないようにしてもらわないといけません。爪は人それぞれ全然形や質が違うので、極力本番モデルさんで練習します。
将来仕事で使う予定はないのですが、高価な道具を揃えました。やはりいいものは使いやすかったです。不合格になっても道具のせいにしたくなかったです。実は同じメーカーの同じポリッシュであってもハケの先が揃っていなかったりバラつきがあるので、自分が使いやすいハケに出会うととても嬉しかったです。
練習で時間をはかって本番のように全部の指に施術すると、試験時間内に余裕を持って終わりました。本番でも落ち着いてやれば大丈夫です。
本番前日にモデルさんに全ての指に色を塗って、当日をむかえます。試験はネイルオフから始まるからです。
モデルさんにはどうにか傷がつかないように細心の注意をはらって一晩過ごしてもらいました。当日会場に行くときもモデルさんの荷物は全て持って、駅の改札は切符をいれてあげて至れり尽くせりの対応をしました。
本番はかなり緊張して手が震えました。練習では時間に余裕がありましたが、試験終了直前に仕上がりました。ずっと細かい作業ばかりしていたので肩こりがひどかったです。
試験は合格でした。今はエステの仕事ですが、エステする体力がなくなった頃にネイルで働ければいいなと思っています。
30代後半で手に職をと思い、ネイルの学校に通い始めました。
4ヶ月間の職業訓練校で国の補助があり、無料で受けれました。
授業は週3~5日。朝から夕方までみっちりの日もあれば、2~3時間で終わる日もありました。このカリキュラムの目標は「ネイリスト検定3級合格」です。
使用する道具は全て学校が貸してくれますが、検定を受けるときは自分の道具が必要なので購入しなければなりません。トータルで3~4万使ったと思います。うろ覚えです。もしかしたらジェル用品も含んでるかも。(ネイリスト検定にジェルは必要ないです。)
学校の生徒は20人弱。全員女性です。
2ヶ月半過ぎたころ、グループ内でケンカがあり、クラス全員を巻き込んで雰囲気最悪になりました。これが原因で辞めた生徒が数人います。
関係があったかは分かりませんが、メインで教えてくれてた先生が急に辞めたりもしました。嫌な思いしつつ、4か月のカリキュラムを受け、修了証書をいただきました。
この年の夏、ネイリスト検定3級を受け、合格しました。
同じ年の秋に、ネイリスト検定2級を受けます。
3級は合格率80%なのでほぼ受かりますが2級は30%と厳しくなります。ネイリストとして働くなら2級が必要なサロンが多いです。
今の技術では不安だったので、次は民間のネイリスト検定2級対策コースのある学校へ通いました。
前回のことがあるので、ちゃんと授業料払う普通の学校です。空いてる時間に予約して通う学校なので、毎回生徒さんが違います。それぞれやりたいことを練習します。
2級検定日の1カ月前から、毎晩主人の爪で練習しました。無事に2級も合格し、その年の冬からネイルサロンで働いてます。
これから受ける方、学校選びは慎重に。
練習は大事です。
あと検定のときはネイルをするモデルさんが必要です。練習にも付き合ってもらわないと当日上手くできません。
私は3級も2級も同じ友人に頼みました。期間が短かったのでちょっと辛そうでした。
家族でモデルになれる人がいたらラッキーだと思います。モデル確保が一番難しいかも。。。
スキンケアアイテム、コスメが大好きで、「日本化粧品検定」というものがあることを知って勉強しました。
3級はWEBから挑戦できて無料。2~1級はマークシート方式の試験を受けなくてはいけません。1級が取れて、必要な説明会や講習に出席すると、「コスメコンシェルジュ」という資格を得ることができます。
「コスメコンシェルジュ」は最近、美容業界でも社員教育に取り入れられている資格です。2級と1級でしっかりと肌のしくみ、お手入れ方法、美容成分について、化粧品の作り方や製造方法、また化粧の歴史について学ぶので、それら知識がきちんとありますよ、ということで化粧品販売の職業の方で取得される方が増えているようです。
またエステティシャンや美容ライターの方、もしくは私のように素人だけど「美容が好き!」という人、男性でも取得される方など、いろんな方がチャレンジしている資格です。
試験用の教科書や問題集も販売されているので、これらを使って勉強します。試験自体は半年に1回ですし、受験費用もかかるので、一度で受かりたい!という思いで必死でした。合格率が発表されていないのも不安でした。
直前にはスクールにも通いました。準備は5か月ぐらいでした。毎日コツコツとマークシートの問題集をしましたが、実際は教科書のこまかいところまで出題されていたので、教科書をよく読むのが一番だと思います。
なんとか1回の受験で合格し、「コスメコンシェルジュ」を名乗れています。これがお仕事に直結するかというと、特に私のような素人はそれで転職、就職…というのはありません。ただ、東京や大阪などの大都市は求人があるようで、それらの紹介も公式ホームページでは掲載されています。
受験、資格取得人口が増えているので就職や転職についても、もっともっと間口が広がる予感はしています。
勉強したことは自分のスキンケアにも役立っていますし、友人たちにアドバイスするときも自信が持てるので、勉強してよかったと思っています。
チャイルドマインダーの資格は1977年にイギリスで生まれています。
本国の英国NCMAによって設立されたチャイルドマインダーの資格ですが、イギリスでは資格に関する法律が制定されているほど普及している制度です。チャイルドマインダーは民間資格となり、日本では取得できる団体がいくつかあります。ヒューマンアカデミー、NCMAジャパンの2つが有名ではないでしょうか。
だいたい週1回受講で6ヶ月ほどでの資格取得となり、ある程度しっかり目の資格となっています。
チャイルドマインダー取得後には、保育園のアシスタントやベビーシッター派遣などで働くのが一般的です。そのため隙間時間をいかして子供と触れ合う仕事をしたい、という方にとても向いている資格だとおもいます。
一方で開業もできる分野なので、しっかり働きたい方は「地域の保育ママ」のような形で働くことだって可能です。いま待機児童が問題になっていて、このあたりの点に関して行政の後押しがあるのも非常に心強いです。
チャイルドマインダーのコースを受講して、その後の検定試験に受かることが資格取得までの流れとなります。現時点ではチャイルドマインダーの受講が出来るのは「ヒューマンアカデミー」と「NCMAジャパン」の2箇所になるのではないかと思います。そのため、資格取得のためにはこのどちらかのスクールで講座を受講することになります。
受講期間としては数ヶ月が目安となりますが、実際に取得した方の中には半年程度かけて取得している方もいます。
また、通信制のコースもあるため通学ではなく自宅で取得することも可能です。
ヒューマンもNCMAもおおよその目安として40万前後だと考えてください。コースによって金額は異なりますが、大体これぐらいはかかると思っていたほうが良さそうです。少々高い金額だと思いますが、チャイルドマインダーで自宅開業することも可能なので、将来的に保育ママの仕事の始めたいという方向きの金額なのではないかと思います。
スクール名 | 入会金 | 受講料 |
---|---|---|
ヒューマンアカデミー | 3万円 | 33万1352円 |
NCMA JAPAN | 16万2000円 | 31万3200円 |
※通学の基本コースの金額を紹介しています。
ヒューマンアカデミーの初心者向け養成講座では150分×24回のコースとなっています。週1回の受講で6ヶ月となります。また、NCMAジャパンでも平均受講期間が6ヶ月とされています。
取得期間の目安として週1回の通学で半年程度というのが1つの目安になると思ってください。
やはり資格を取得する上で1番気になるのが、その後の働き方になると思いますが、チャイルドマインダーは「少人数保育のスペシャリスト」として資格取得後は「在宅・訪問・施設」など、いろいろな場面で働くことになります。
保育園でのアシスタント業務、企業内託児ルーム、また、「キッズライン」や「スマートシッター」などベビシッター派遣に登録してシッター業務などに就くことになります。
ただ、これだけですとやはり本格的に将来を見据えて取得する資格とまでは考えられないのですが、チャイルドマインダーの在り方として非常に魅力的なのは自宅開業への道などがあることです。
例えばその一例として紹介したいのが「保育ママ」(家庭保育福祉員)として働く働き方です。
保育ママとは、かんたんに説明すると0歳~2歳の子供を自宅で預かって保育園のようなことを自宅ですることです。
開業の際は最初に、自治体(例えば横浜市とか豊島区ですとか)に登録することが必要となります。ですから、誰でもなれるわけではないのですが、この保育ママの最大の強みは自治体からのバックアップです。子供1人あたり7万円といった補助金が出るため、子供を3人預かれば大体25万~30万円ぐらいの収入になります。
ほとんど知られていない制度だと思いますが、本当におすすめしたい制度になっています。
繰り返しになりますが、この保育ママの制度は市区町村によって扱っているところと、扱っていないところがあるので、まず自分が住んでいる市区町村でそういった制度があるのかないのかの確認が必要になります。
横浜市などは待機児童問題で大きく取り上げられることもある自治体になり、かなり保育ママ制度などには前向きだと感じます。今後、同じように待機児童の問題が大きい都市部では同様の流れになるのではないかとおもいます。
そして、自分で開業する場合ですが、「保育園おちた日本し※」とニュースで大変有名になったように、いま待機児童が大きく問題になっていることもあって、個人の保育事業開業などについては大きく制度が変わってきているようです。
保育園と聞くと、詳しい方はすぐわかると思いますが「認可型保育園」と「非認可型保育園」というものがあります。非認可の保育園は国から補助金が出ないので利用するにもお金が沢山かかります。当然、多くの方が補助金の出る認可型の保育園に入りたいわけですが、条件を満たしていても入れないということが各地で起こって問題になっているわけです。
こういった状況を踏まえて、地域型保育事業というものができました。この事業は、「家庭的保育事業」「小規模保育事業」「事業所内保育事業」「居宅訪問型保育事業」というように枝分かれしており、色々な子育てニーズに応えるような制度となっています。
※東京福祉保険局(認可外保育施設に関するQ&A)
これはどういうことなのかというと、おそらく既存の保育園では子供が預かりきれないので、家庭や小規模保育、または企業内託児所、そして訪問してもらうシッターさんのような役割の仕事を今後、大きく増やしていきますよ。ということではないかと思います。
つまり、待機児童問題の対策として、ここ数年で制度が改正され、更に今後も改正されていく可能性が強いということです。
これはチャイルドマインダーの人にとっては追い風になるのではないでしょうか。
自宅で開業した場合ですが、チャイルドマインダーが1人の場合、最大でも預かることができる子供の数は3人となっています。
仮に1人で預かる場合ですが0歳~2歳の子供が3人いるわけですから、3人とも眠っている場合ぐらいしか自分の用事ができないと思います。もしくは2人眠っていて、起きている1人は抱っこ紐で近くにという場合ですね。
このように一人だとかなりハードになってしまいますが、補助を付けることもできます。プラス1人の補助を雇った場合は、最大5人の子供を預かることができます。そうなると少しゆとりが出来るのではないかと思います。
そして、自宅保育の場合、同じ地域の赤ちゃんを預かるわけですから、しっかり仕事をしていけば、お母さんの口コミで自分達のことを知ってもらえるというメリットがあります。例えば、赤ちゃんが3歳になって別の保育園なり幼稚園に入り、親同士が知り合いになると、そういった話題も出てくるのではないでしょうか。
このような仕事形態なので、例えば40代や50代になっても安定的に続けられる仕事の1つだと思います。保育は大変ですが、子供が好きな人であれば安定的でこれ以上うってつけの仕事はないのではないでしょうか。
第一子を出産し、育児休暇の最中に将来のことを色々と考える時間があったのですが、子どもが大きく育ったあとに何か自宅で仕事が出来たらよいなあと考え始めるようになりました。
以前にテレビのバラエティ番組で紹介されていたチャイルドマインダーの資格のことを思い出し、色々と資格取得について調べたところ、現在の自分の子育てにも非常に役に立ちそうな内容だったため、資格取得を目指して学校に通い始めました。
約半年ほど学校に通った結果、無事資格取得試験に合格することができました。
学校で教わった内容は資格取得を目指した実践的な内容だったため、一生懸命勉強をすれば、合格が出来る内容だと感じました。
私は当時会社員として働いていたため、すぐに保育の世界に転職したり、自分で起業することは考えておらず、仕事が休みの日に託児が必要なお子さんを自宅でお預かりしたりといった活動をしばらくの間続けていました。
その後、引越により、現在はそういった活動を中止していますが、いつか自分の子どもが巣立った後に、保育の仕事を出来たらよいなあと考えている状態です。
資格取得がすぐに転職に役立ったわけではないですが、この資格を活かせる仕事には年齢制限が無いので、自分のライフスタイルに応じて、いつでも資格を活かした仕事はできるのではないかと考えています。
また、自分自身が子育てまっただ中ということもあり、この資格取得のための勉強で学んだことは日々の子育てに生きているなと感じています。
私が持っているのは最も一般的な介護の資格です。現在では、介護職員初任者研修、と呼ぶらしいですが、私が資格をとった当時は「ヘルパー2級」という呼び名でした。
資格をとったのは二十代前半、大学を卒業してすぐのことでした。大学の専攻も卒業後に就いた仕事も介護とは何の関係もありません。
きっかけは、祖父母が相次いで病に倒れ介護が必要な状態となったことでした。私は家族を介護するにあたり、介護方法がまったくわからず途方に暮れてしまいました。
そこで正しい介護の知識を身につけようと思いたち、講座に通い始めたのです。ですので、資格をとって仕事に生かそうということは当時はほとんど考えていませんでした。ただ、資格というものは後々役に立つものらしいと漠然と知っていた程度です。
介護講座では実習までさせてもらえるので、私は実際的な知識を学ぶことができ、家族の介護に役立てることができました。
自分のため家族のためのものだった介護技術が、資格として生きることになったのは、それから10年も経ってからのことです。
仕事と家事の合間の隙間仕事を探していたときのこと、知り合いが「1日1時間でもできる仕事があるよ」と教えてくれました。それもびっくりするほど時給が良い仕事です。聞いてみると訪問介護の仕事でした。
知り合いが勤めている事業所が人手不足に陥り、ほんのちょっとの時間でいいから働ける人を探しているというのです。
そういえば私は資格を持っていた、と思いだし、早速仕事を紹介してもらいました。
資格を取ってから10年のブランクは心配でしたが、自分の家族を介護した経験を生かすことができ、仕事にもじきに馴染みました。
やがて再び自分の母の介護もするようになりましたが、今度は仕事で得た知識や情報が役に立ち、家族の介護もスムーズに行えるのはやはり資格をとったためだと、ありがたく思っています。
私は大学を卒業してから介護職として働いていて、働き始めて3年が経過した時に、介護福祉士の受験資格を得ることができました。
介護福祉士の資格は国家資格で、一年に一回試験があり、筆記試験と実技試験で構成されています。その両方の試験をパスすると、介護福祉士になることができます。
難易度としてはそれなりに勉強をしてから臨むことが必要ではありましたが、そんなに難しすぎる資格でもないかなといった印象です。筆記試験の方はたくさんの科目から成り立っていて、全科目で点数をとることが求められるで、まんべんなく勉強をするようにしました。
勉強の期間としては、10か月前ぐらいから取り組みました。仕事で介護職として働いていたので、働きながら身についていることも多く、その分野については軽く勉強する程度でした。
実技試験においては、仕事で技術を得られていたので、ほとんどぶつけ本番のような形で、あまり準備はしていませんでした。ただどこをチェックされているかというポイントのようなものは抑えておきました。
資格を取得してみて、福祉分野で働く上では、非常に役に立つ資格だなということを実感しました。
転職をしたのですが、その際にも介護福祉士を持つ人は優先されることがあったり、資格手当としてお金がプラスされていたりということがありました。
職場も自分の方から選ぶことができましたし、資格がなかったらもっと大変だったと思います。
福祉の分野での知識や経験をある程度持っている人という証明にもなる資格なので、この資格を取得して良かったなということを実感しています。
私が介護福祉士の資格を取ろうと思ったのは、老人ホームで仕事を始めたころのことです。
介護の仕事は資格がなくても働けるところも多いのですが、やっぱり資格があると資格手当などと言ってお金が支給されますし正社員になれる確率が非常に高いです。介護の仕事ですと、正社員と嘱託ではボーナスにかなり差が出ますのでやっぱり資格を持っていたほうが得だなと思いました。
介護福祉士を受けるには介護経験3年が必要でしたので、とりあえず3年間嘱託として働きました。
受験資格がそろったところで介護福祉士の試験を申し込みましたが、実技よりも筆記で覚えることがたくさんあることにびっくりでした。
介護の仕事をしていても社会福祉法や老人福祉法などについては全く触れる機会もありませんので、全く知らない状態からのスタートでした。私は老人ホームでの仕事でしたので、障がい者分野もほとんど分かりませんでしたので必死に勉強しました。
試験は先に筆記がありそれに合格すれば実技試験を受けれるといった形でしたので、とりあえず筆記が合格するように仕事終わりに勉強するようにしました。介護福祉士の筆記がなんとか合格したので実技の勉強もしましたが実技は当日緊張してしまい、自分が思っているよりもあまりよくない印象でした。
ですが、なんとか実技にも合格し晴れて介護福祉士の資格を取得することができました。
介護福祉士を取得すると次の年には正社員になれましたので、給料も少し上がりボーナスはぐんと上がりました。介護の仕事は全体的に給料は低いのですが、それでも正社員になって給料が上がりとても嬉しかったです。
私は介護職として5年間働いてケアマネジャーの国家資格の受験資格を得ることができました。ケアマネジャーになるためには、筆記試験に合格をして研修を何日も受けるというものでなかなか大変でした。
筆記試験の合格率も半分にも満たないもので、年々難易度が増しているということも聞いていました。
ケアマネジャーを取得するためには、事前にしっかりと勉強をして準備が必要だなと思いました。それでも資格にチャレンジするかどうか迷ったのですが、私はチャレンジすることに決めました。
理由としては介護業界で働く上で介護職としてだけでは幅が狭くなりますが、ケアマネジャー資格を取得したら、ケアマネとしてステップアップすることも可能だと思ったからです。
介護職は体を使ったりもしますし、年を重ねると厳しくなる事実もありますが、ケアマネジャーは年配の人がたくさん活躍しているので、そういった意味では長く働ける仕事かなと思いました。
ケアマネジャーの資格を取るためには、幅広い知識が入りましたし、テキストの隅から隅まで細かいところまで押さえるぐらいに学習する必要があり、試験勉強にはかなり時間をかけました。
10ヶ月ぐらい毎日数時間づつ勉強をして、苦手を探って、苦手なところをなくしていくという方法でやっていきました。
ケアマネジャー試験は科目ごとに出題されますし、幅広い科目に対応できる知識が必要になります。その勉強で福祉に関する知識がぐっと増えたように思います。
筆記試験に合格してからは、研修づくしの日々でした。研修は全部で8日ぐらいありましたし、休みの日を利用して一日がかりで通ったり、課題をこなすことは大変でした。しかし資格を取得して良かったと思います。
結婚して仕事はもうかなり前に辞めてしまった、子育てで10年ぐらいブランクがある・・・。そういった理由だとなおさら仕事に就くのが狭き門になってしまいます。
そこで、誰もが考えるのが「半年ぐらいの勉強で取れる”食いっぱぐれのない”資格ってないかしら・・・」ということ。
まずはここに辿りつくと思います。
「30代 女性 資格 ランキング」なんてキーワードで検索してきた人も多いんじゃないでしょうか。
結論から言ってしまうと、そのような万能な資格はありません。
資格ランキングみても、どこも同じような資格が並んでいると思いますが、簡単に取れて食うのに困らない、そんな資格はどこにもないですよね?
その中でも、かんたんに取得できそう、と気になるのは医療事務や簿記2級などではないでしょうか。
しかし、30代という年齢と資格の難易度、就職に活かせるか否かを考えると、取得する意味はもちろん0ではありませんが、コストパフォーマンスは悪いと思います。
以前の仕事の延長線上にある資格なら、就職には有利になるのですが、資格だけで未経験の仕事に就職するのは正直言ってハードルが高いです。
ちなみに医療事務の属する「事務」や、簿記2級の属する「経理」のお仕事は、ここ最近の有効求人倍率が「事務」だと0.25倍ほど、「経理」でも0.6倍ぐらいということで、とても競争率が高いお仕事になっています。
この倍率ですが、数字が「1」より低くなると競争が激しいとされ、事務のように数字が「0.25」倍だと、これは1件の求人に対して4人の応募がある。つまり平均して4倍の競争率だということになります。
ですから、ちょっと条件のいい事務の求人になると一気に10人位の人達が競争相手になり、未経験者など入る余地がありません。
そして、”伸びしろがある”という理由で経験者の中でも年齢が比較的若い人が選ばれる・・・ということが起こるわけです。
更に会社によっては、事務や経理はある程度誰でもできるということで、派遣に置き換えるということも増えています。
また、皆さんが事務とか経理ならなんとかなると思うのであれば、他にもそう思っている人が沢山おり、競争相手が多くなります。
以上から事務とか経理というのは競争が激しくて転職活動が大変な分野になっています。
ではどうすればいいの?ということになりますが、「かんたんな勉強」で「競争もあまりなくて」「くいっぱぐれのない資格」ということだけでしたら、給与水準をある程度考えられるのであれば、紹介したい資格が1つあります。
それは介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)です。
これは目安としてかかる費用は10万~15万円ぐらい、取得期間としては2~3ヶ月かもうちょっとで取得できるとされています
介護の分野はニュースなどでお聞きの通り大変な人材不足で、有効求人倍率でみても常に2倍近い状態になっています。つまり10件求人があったら、5件は応募がないような状態です。ですから、みなさんが30代の女性で資格を持っており、選り好みをしなければ、まず間違いなくどこかには受かると思います。
更に、上位の資格には「介護福祉士」や「ケアマネージャー」の資格があるので、もし介護の仕事の中で専門性を高めていこうと思うのであれば、キャリアパスをある程度明確にすることができます。
介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級) | 目安:1ヵ月~4ヶ月 |
---|---|
介護福祉士 | 実務者研修の資格取得後に実務経験3年以上 |
ケアマネージャー | 規定の資格取得、実務経験5年以上 |
しかし、介護分野は仕事の大変さと給与水準が見合っていないとされ、離職率がとても高い業種の1つになっています。
そのため、これを読んでいる皆さんの中にも「介護の資格のことは知っているけれど、給与が低いし仕事も大変そうなので他の資格で・・」と考えている方も沢山いらっしゃると思います。
そこで、上記を踏まえて、個人的にこれならお薦めできるかもしれないという資格を取得の難易度別に紹介してみたいと思います。
今回、おすすめしている資格は5つありますが、基本的な考え方としては資格を取得して、その後仕事を続けることで「経験が積み重なる」「その後の転職が有利になっていく」「40代~50代になっても転職できそう」なものを考えて選んでいます。
それぞれが全くタイプの異なる資格となっていますので、興味が持てた資格については個人的に調べなおしてみることをおすすめします。
貿易事務ということで「事務」業に入るため、非常に競争が激しいのですが、一般事務よりもはるかに専門性の高いため転職のしやすさからいうとややマシになります。
上位資格として「通関士」が存在していて、貿易事務の資格取得後になんとか「通関士」取得まで行けば、やはり40代~50代の転職もできるのではないかと思います。海外との貿易のやり取りが必要で資料作成が主な仕事なので「英語」のスキルも必要になるケースが多いです。
この資格をおすすめしている理由は、業務が専門的であるため転職がしやすい点、40代~50代の女性もたくさん活躍しているという点です。女性の就業率が高く、その点も魅力的です。ただし、「派遣」での就業が多くなっているため、必ず正社員で働きたい、という方には向いていないかもしれません。
「貿易実務検定」の資格は民間資格となり、A級~C級まであります。誰でも受講可能で、C級なら5,980円で受験できますし、年に何回も試験があります。
チャイルドマインダーはいわゆる保育士のような保育の資格に属しています。これは民間資格となり大体の取得目安は通学で週1回、約6ヶ月が目安となります。受講料金はこれも目安40万ぐらいだと思ってください。
普通に働くとなると、保育園でのアシスタント業務やベビシッター派遣などでの働き方が一般的です。この点だけではあまり魅力を感じないのですが、私がこの資格をおすすめする理由は、チャイルドマインダー資格の取得後に開業することによって、保育ママなどへの道が開けることです。
いわゆる「待機児童」問題などがありますが、都市部では保育の仕事につく人が全然足りていない状態で、この分野のお仕事には追い風になっています。地域に根付いた保育ママなどの形で開業することで、40代~50代になっても安定して仕事につけそうな点は非常に魅力的です。
詳しくはこちらの専用ページでも紹介しています。
→【保育の資格】チャイルドマインダーとは?求人や資格についてまとめてみました。
2016年から国家資格になったばかりの穴場資格です。取得までにはまず国が指定している講習に通う必要があり、期間は4ヶ月で費用は40万円ほどかかります。ある教育機関に確認したところ「土曜日週1回、大体4ヶ月ほどのカリキュラムになります(※東京の場合)」とのことでしたので、在職中の方でも取得可能です。
国で指定されている以外の民間講習を受けても、キャリアコンサルタントの受験はできないので要注意です。必ず認定されている講習を受けてください。※国に認定されている講習がこちらです。
このキャリアコンサルタントをおすすめする理由としては、まず人材分野は人材の流動性が高く、経験者にとっては比較的転職しやすい多い職業だということです。今までは国家資格はありませんでしたから、いち早くキャリアコンサルタント資格をもっておけば、経験なしの異業種転職や、30代の女性の再就職であっても転職できそうな気がします。
(詳しくは「週刊ダイヤモンド 食える営業 飢える営業 大転職時代」。)
また、人材系のお仕事はお給料が高めになっていますので給与的な魅力もありますし、特定の分野に特化した会社も多く専門性も身に付けられそうな点がメリットとしてあります。
ただし、いわゆる転職エージェントや派遣カウンセラーのお仕事は大変激務なので、フルタイムはもちろんのこと残業も多くなるのがデメリットとして挙げられます。また、給料が高いといっても、転職エージェントの会社では給与を成果報酬にしているところもあります。紹介件数が少なければ、給与も大したことありませんので、気をつけて下さい。
このキャリアコンサルタント、現在14万人ほどらしいですが、2020年には30万人まで増やすという目標になっており、いま国策資格ともいえます。
条件と仕事への適正が合うようであれば、1番におすすめしたいのは「看護師」資格です。
看護師免許を取得するためには通学で最低3年(or4年)学校に通わなくてはいけません。3年間学校に通うという時点で条件をクリアできる人が限られてしまうと思いますが、看護師は大変な人手不足で有効求人倍率が2倍近いです。今後20年~30年とこの逼迫した状態が続くことが見込まれますので、転職も安泰です。
看護師の魅力はそれだけではなく、まず1年目からお給料が高い職業になっていて、たとえ転職を繰り返したとしても他の業種よりお給料が確保されているのが魅力です。
またしっかり働きたい人には「専門看護師」「認定看護師」といったように上位資格がありますし、それ以外にもスキルを構築しやすいお仕事なので40代~50代のキャリア形成がみえやすいのもメリットです。
看護師の離職率は10%程度とされていて、この数値はそこまで高くありません。また離職率は年々下がってきています。仕事柄、特殊な仕事なので適正が駄目な人はどうしても駄目だと思いますが、他のお仕事より低い離職率となっていることからお給料を含めた働く環境はそこまで悪くないと思います。
女性が30代になって再就職や復帰、もしくは異業種への転職を考えたとき頭の中に浮かぶのは、40代や50代になった時にまた転職活動で疲れたくない、という考えが大きな部分を占めると思われます。
資格を取得するにも、それなりに時間とお金と労力がかかりますので、資格を無駄にしたくないという気持ちも強いと思います。
そこで、今回は資格取得して、仕事を通じての上積みも見込めるような資格を1番のポイントとして、おすすめの資格を幾つか紹介してみました。
正直なところ、「貿易実務検定」ですとか「簿記2級」といった資格は比較的難易度も低く、お仕事の有効求人倍率も低いため、最初の転職先を見つけるのはかなり困難と伴うと思います。
それでも、上位資格や仕事の専門性の点から、一度仕事につければ、仮に再び転職活動をすることになっても比較的容易に転職できるとと個人的には思っていますので、お仕事の内容に興味がもてるようであれば、さらに踏み込んで調べてみることをおすすめします。
これから資格の勉強を始める方にお伝えしたいのが、取得する資格の求人を前もって確認しておくことになります。
ハローワークでもリクナビのような転職サイトの求人でも、どんな求人が出ていて、どんな条件で募集があるのかを実際に見ておくことで、転職市場の動向や、どのようなスキルが必要なのかが把握できるからです。
資格取得後に「取ってはみたものの、求人がなく、全く活かせてない・・・」なんてことがないように、資格を取ってから初めて求人を見るのではなく、資格の勉強を始める前に求人を探すほうが効率が良いと思います。
もしかすると、勉強で大変な思いをする前に新たな道が開けるかもしれません。
]]>今の時代、税理士や弁護士などの士業も平均的にみると年収はとても高いですが、食べていけない人も一定の割合で存在します。
ですから100パーセントこの資格があれば女性でも一生困らない。離婚してもシングルマザーになってもご飯を食べていける!と断言できる資格を見つけるのは、なかなか難しいと思います。
ですが、有効求人倍率や将来の需給などのといったデータを読み取ることで、「この資格なら食いっぱぐれがないかも」という予想は立てられると思います。食えるそこで資格を探している皆さんに、「これは良いんじゃないか」と私なりに思えた資格を紹介したいと思います。
「食いっぱぐれのない資格」を見つける上での基本は「需要と供給」の原理です。
例えば、コンビニよりも増えてしまった歯科医院さんは、どんどん平均年収が下がっています。供給が増えすぎてしまったからです。資格の最高峰である医師免許をもっている歯医者であっても、この「需要と供給」の原理には敵いません。
つまり私達は、これから将来にわたって需要が伸びる。もしくは供給が不足してくる。その分野の資格を見つけることができれば、計算上は今後も食いっぱぐれのない資格に辿りつけるということになります。
現在、人手が慢性化して足りていない業種としてあげられるのが「介護」・「医療」・「保育」の3つの分野です。
少子高齢化や待機児童の問題などがあり、この3つのテーマに関する仕事の求人倍率はつねに高くなっています。つまり引く手あまたの状態です。
看護師も保育士もものすごく人が足りていないです。
これらの人口構造の問題はすぐ解決するわけではありませんから、この分野で有資格者になれば将来にわたって「仕事」に困ることは他業種より少ないと言えます。
私が現時点でおすすめしている資格の1つに「チャイルドマインダー」があります。資格の取得難易度が低く、「子供を預けたいお母さん」と「まったく数が足りてない施設」のギャップが凄く、将来的にも安泰そうな潜在的な需要がこれからも見えるからです。行政の後押しがあるのも魅力の1つです。
また、介護や看護師などの資格も同じような状況になっています。
介護の場合は平均的な賃金の低さと、重労働とのバランスが取れていない点、看護師の場合は資格取得に通学3年以上が必要で難易度が高いことが問題になると思います。
ただ、それでも資格を持てばいつでもその分野で働ける、転職できる、そういった手に職系の資格だと思います。この点についてはこの後で詳しくまた説明したいと思います。
では、「介護」、「医療」、「保育」の分野において一生食べていける資格になりそうなものは具体的どのような資格が存在しているのか、それぞれの分野で思い当たる資格を紹介したいと思います。
※「医療事務」など個人的にそこまで潰しの利かない資格だと思えるものは紹介をしていません。
資格名 | 平均年収、取得条件など |
---|---|
看護師 | 学校に3年&試験(合格率80%)。年収450万以上。 |
薬剤師 | 学校に6年&試験(合格率60%)。年収500万以上。 |
理学療法士 | 学校に3年&試験(合格率80%)。年収400万以上。 |
作業療法士 | 学校に3年&試験(合格率85%)。年収400万以上。 |
まず紹介するのが医療系の本気系資格になります。どれも通学が3年~6年も必要な資格になりますので、たいへん労力がかかる資格になっています。高校卒業後に学校に通う方が大半で、20代や30代で社会人の途中から入学するとなると、さらに難しいと思います。
ただし、どれも収入が高く安定していて慢性的な人手不足なので転職もしやすく、一生食べていける資格としては最高峰の資格ではないかと思います。
資格名 | 平均年収、取得条件など |
---|---|
介護職員初任者研修 | 2級制限なし。1年以上で1級。やさしい。年収290万以上。 |
介護支援専門員(ケアマネ | 介護福祉士などの資格者で5年、無資格でも10年の実務経験あり。(合格率15%)。年収360万以上。 |
介護の仕事も医療と同じく人手不足となっています。介護の基本的な資格に関しては難易度はかなり低くなっていますので、取得を目指せばまず取得できると考えていいと思います。ただし、上位資格のケアマネージャーなどは実務経験が5年問われますので、ハードルはかなり上がります。
介護の現場は思った以上の重労働となり、看護師のようにお給料の水準が高くなっていませんので、離職率がとても高い傾向があります。とはいえ、もっとも基本的な「介護職員初任者研修」をもっていれば間違いなく食いっぱぐれはありませんので、こちらも紹介しておきたいと思います。
ただし、資格を持っていなくとも転職できる職業ではあるので、こちらの資格取得を目指している方はこのページを読んでいるみなさんの中でもかなり少ないと思います。
資格名 | 平均年収、取得条件など |
---|---|
保育士 | 学校に通学最低2年。求人倍率1.75倍 |
チャイルドマインダー | 目安数ヶ月。 |
育児系の資格として代表的なのが「保育士」「幼稚園教諭」の2つの資格です。基本的には通学によって資格を取得する形となり、看護師のように2年~4年と学校に通うことが一般的です。
保育士も人気の仕事の1つですが、介護系とおなじく賃金体系が低く抑えられているので離職率が高いです。そのため資格を持っていても他の仕事についてしまう潜在保育士さんの数も多く、ちょっとした社会問題になっています。
20代後半~30代の方が転職や再就職で資格を目指す場合、やはり2年の通学というのは選択肢としてハードルが高いとおもいます、そこで個人的に注目しているのが「チャイルドマインダー」です。次で詳しく紹介したいと思います。
いろいろと資格を紹介してきましたが、取得の難易度を考えずにとにかく食べてくことを考えた場合の1番のおすすめ資格は「看護師」です。
看護師をすすめる理由はまず将来にわたって圧倒的に人が足りないであろう点です。2016年の現在の看護師は働き手が150万人で求人も150万ほどなっており、計算上では需要と供給がだいたいぴったりになっているとされています。
そのため本来であれば求人倍率がほぼ1倍になっているはずなのですが・・・実際には有効求人倍率が2倍を超える地域も多く、とてもとても人手不足となっているのが現状です。
ここ10年で大学などで新しく看護部が設立されたりと、これからも看護学生が増えて看護師が供給過多になると言われていますが、現状の求人倍率から考えると将来にわたっても非常に人手が足りないことが予想されます。
看護師の特徴ですが、1年目のお給料が他の業種よりも高いです。その分、昇給についてはゆっくり目なのですが、初期段階のお給料がとても高いので、20代途中や30代で資格を取得しても、いきなりその高めのお給料で仕事を始めることができます。
この点も非常に魅力的な点です。
正看護師の資格を目指す場合、学校に3年通う事になりますが、1回社会人を経験してから取得を目指す20代~30代の方もけっこう多いようです。准看護師の資格であれば2年間の通学で取得できますが、多くの准看護師さんは「もう1年通って看護師資格を取りたかった」という意見も多く見られます。
卒業後、多くの人は病院やクリニックで仕事をすることになります。看護師さんの仕事は人と生と死に向き合うこともあり、合う合わないが分かれると思いますが、生理的に問題ないようであれば、一生ものの資格になると思います。
3年近く通学する本気系の資格として他に上げられるのが「保育士」「理学療法士・作業療法士」辺りになります。薬剤師もありますがこちらは通学に6年もかかり、取得にお金がかかりますので割愛します。
保育士ですが、これも一生物の資格としては間違いありませんが、デメリットとして平均給与が低いことが挙げられます。そのため3年間かけて通学して資格をもらっても、保育園を辞めてしまって他の仕事につく潜在保育士さんが多いです。看護師も仕事があわずに辞めてしまう潜在看護師が多いですがお給料の面では看護師が間違いなく高いです。
そのためお給料の点で保育士より看護師をおすすめしています。
次に「理学療法士・作業療法士」ですが、職場も病院などが多く仕事内容も看護師と近いものがあります。通学期間も3年ということで看護師と近いです。またお給料の面も平均的に高くこれも看護師と似ています。
非常に数字的には似ている資格ではありますが、看護師は求人数が多く、働き口も病院・クリニック・企業・CRC・・・といったように多岐にわたり、将来の転職のことを考えると非常に可能性があります。
生理的に看護師の仕事がどうしても受け付けない場合は、「理学療法士・作業療法士」という選択もありますが、そうでないのであればやはり看護師免許をおすすめします。
さきほど紹介した看護師の資格は、3年の通学が必要など資格取得の敷居がかなり高くなっています。また同様に保育士や幼稚園教論といった資格もありますが、これも2年以上の通学が必要となります。
そこで、2番目におすすめしたい資格の特徴として「本気系の資格ではないけれども、将来的にわたって手に職がつくような資格になりうる」ものを紹介したいと思います。
それがチャイルドマインダーです。
今回、チャイルドマインダーをおすすめする理由が3つあります。
まず、資格の取得難易度が低くて週1回の受講で大体6ヶ月ほどで取得できること。比較的簡単に取得できます。
2つ目に保育の現場は保育士さんが足りてないので潜在的な需要があること。派遣やパートでの働き口も多いですし、また開業してしっかり働くという働き方も視野に入れることができる資格です。
3つ目に現場での実務経験が積み重なるような仕事であること。この辺りについては説明をするととても長くなってしまうので別ページでも詳しくまとめています。
このチャイルドマインダー、ハローワークの職業項目を調べてみると「家庭生活支援サービス」という職業に分類されています。この職業の求人数はかなり少ないのですが、求人倍率は私が調べた2016年8月の時点で「2.64倍」となっていて、1件の求人に0.3人しか応募がない状態となっています。これは看護師以上に人が足りていません。
待機児童の問題を調べていくと、見えてくるのが「子供をどこかに預けたい母親」と「子供を預かりたい施設」のマッチングが全く進んでいないという問題です。単純に施設が足りていないというのもありますし、保育士が足りていないというのもあります。
→保育園が足りない、入れない・・・働きたい主婦と「待機児童」問題のまとめ。
そのため、保育士資格をもっていないくてもチャイルドマインダーのような保育に関わりたい方の仕事の需要というのは多く存在しているはずです。
最近ではこのような需要と供給のマッチングをスムーズにするために”キッズライン”や”スマートシッター”のようなベビシッター派遣のサービスも充実してきていて、この点もおすすめ出来るポイントの1つです。
ただし、デメリットもあります。それは働き方とお給料の問題になります。チャイルドマインダーを取得して働いたとしても、就職先としては「保育園でのアシスタント業務」や「ベビーシッターの派遣サイト」などがメインになってくるため、資格取得後にすぐフルタイムでしっかり稼ぎたい。という方向性には向いていないのです。
どちらかというと、子供と触れ合う保育に関わりたい、それでいてフルタイムではなく隙間時間をつかって働きたい、という方に向いている資格になります。
「しっかり稼げなければ意味がない」という意見が当然でてくると思いますが、しっかり稼ぐ方法がないわけではありません。
チャイルドマインダーの強みは自宅開業が可能な点です。いわゆる預かり保育、自宅や場所を借りて託児所を開業する形になります。最初は保育園でのアシスタント業務や、ベビシッター派遣として就業して経験をつけ、自信がついてきたら自宅開業という流れが可能です。
1人で子供を預かる人数には制限がありますので、ものすごく稼ぐというのは無理ですが、例えば自宅で開業して年月が経てば、地域のお母さんの口コミなどで「子供を預けるなら●●さん家の保育で」といったように、50代、60代になっても働けるというのがチャイルドマインダーの最大の魅力だと思っています。
チャイルドマインダーの資格は国家資格ではなく民間資格になります。ヒューマンアカデミーやNCMA,Japanなどのスクールに通うことになるのですが大体、目安は数ヶ月で取得までの金額は30万~40万ほどになります。
ここまで来ると、2年間の通学で通える「保育士」資格を取得したほうがいいのではないかという気持ちにもなります。
個人的には2年間の通学が可能であれば、保育士をおすすめします。国家資格にもなりますし、やはり知名度が違うからです。しかし通学の期間の長さや、2年間の授業料や生活費のことも考えると、保育士の取得は難しいという方も多いと思います。
在職中での資格取得や、隙間時間を生かしたい方。そういった方にチャイルドマインダーはおすすめです。
そこで気になるのが「簿記の資格を取って本当に有利になるのか?」ということではないでしょうか。
実際に私も簿記2級がどれくらい転職の場で役立つのかと疑問に思っていましたので、今回時間をかけていろいろと調べてみました。
結論として、「新卒での就職」では有利に働く一方で、「未経験での転職」に関しては厳しい。という感想を持っています。
簿記に関する口コミもいくつもありますが、私が一番しっくりきた内容はこちらでした。
「資格3割・経験7割」というのが的確に、簿記2級の転職の実情を表しているような気がします。
意味合いはあるものの・・・ということですね。
しかし、それでも3ヶ月~半年で取得できる資格を見渡したときに「他に適当な資格も見当たらない」わけですから、簿記2級をすんなり諦めるにも踏ん切りがつかないですよね。
前向きに考えてみれば、最初は30社でも40社でも書類を送って、なんとか経理などに就ければ実務経験がつくわけです。実務経験があれば、また転職することになっても、転職しやすいんじゃないかという考えもできます。
あとは、比較的同じような難易度で取れる「医療事務」や「介護系」などの資格と比べてどうなのか?他の資格はないのか?自分に経理の適正はあるのか?と、いろいろ考えるのではないでしょうか。
そこで、このページでは簿記が就職や転職に使える資格なのか、
というように、”簿記”をいろいろな角度から検証して、その資格の有効性を解説してみたいと思います。
まずは、実際に簿記を取得して就職・転職した方の体験談を紹介します。
30代最後のぎりぎりの年齢でした。会社を辞めることになったのは、そこはとても将来見込みのない倒産寸前の会社だったからです。在籍中に簿記3級の資格を取りました。
いつか何かの役にたてばという気持ちが大きかったのです。いざ会社を辞めてみると、就職活動は大変でした。けれど諦めるわけにはいきません。年齢が高いからと言って引け目を感じる必要はないと必死で頑張りました。
ですがそれほど甘くはありませんでした。ことごとく断られるのです。しかもハローワークの窓口から企業に連絡をしてもらうのですが、その場で年齢のことがネックになりました。やはり39歳というのはとても不利でした。
それでもハローワーク以外にの雑誌や転職サイト、さらに新聞の求人広告からも当たりました。やれることは全部やった感じです。
1カ月経った頃にやっと2,3社の面接を受けることができました。面接を受けたのですが私の思うような企業ではないことや、会社の業種に一歩踏み出せないということが重なり決めかねていました。
その後何社か応募しましたがダメでした。そして21社目の面接に行った時、ここなら理想的だと思う会社に出会いました。経理を募集していました。初めは補助から入り将来は一任と言うことでした。
そしてやっと21社目に採用が決まりました。簿記を取得していてよかったと思いました。
まだまだ簿記のかけだしでしたが、入社してからは担当者の指導もありしっかりと仕事をこなせるようになりました。
面接で20社・・・これだけ転職活動に情熱をかけたのは初めてです。
書類審査なんて50社や60社じゃききません。
もしかしたら、簿記の資格がなくても何かしらの仕事に受かっていたかもしれませんが、この先を考えると「簿記」+「経理の実務経験」があるわけですから、今回の転職よりも簡単に仕事が見つかるんじゃないかとは思っています。
とにかく未経験の場合は最初の壁を打ち破るまでが大変ですが、そこを超えればあとは経験者になれます。
私は以前の仕事から経理職に転職をするために簿記の資格を取得することにしました。最初は3級から取得しようと思っていたのですが、日商簿記の資格は2級からでも受験できるという事を知り、3級は飛ばして2級を取得することにしたのです。
私の場合は専門学校などには行かず、独学で勉強をしました。大手の専門学校が発行している参考書を何度も繰り返し解くことで簿記の力をつけて行ったのです。
試験の直前期は試験の過去問を何度も解くように勉強をしていました。
働きながらだったので1日2時間、休日は5時間ほどの勉強を半年間続けました。その結果、見事最初の受験で日商簿記2級の資格を取得することが出来たのです。
費用は参考書と受験料だけでしたし、日商簿記2級は勉強を継続することが出来れば、独学でも十分に所得することが出来ると思います。
その後ハローワークなどで転職の為に求人を探したのですが、経理職の求人のほとんどは日商簿記2級以上の資格を応募条件にしていました。
そのため、私は日商簿記2級の資格を持っていたことで多くの求人に応募をすることが出来たのです。ハローワークの方も日商簿記2級を持っている方であれば内定をもらいやすいという事を言っていました。
私の場合は合計で20社ほどに応募をして、その中で2社から内定を頂くことが出来ました。現在ではIT関係の会社の経理部で働くことが出来ています。
このように経理職に転職をすることが出来たのも努力して日商簿記2級の資格を取得したからだと思っています。
当然ですが、経理の実務にも直結する資格なので、経理職を目指している方であれば必ず取得するべき資格なのだと感じています。
私は中学生の時に高校の進学を考えるときに、兄が通っている高校と同じ高校に行こうと漠然と思っていました。
それは公立の商業高校でした。そのころ学校の成績もそれほど悪いものではありませんでした。
公立高校の普通科に行こうかとも考えましたが、兄が高校で色々な資格を取っているのを知っていましたので、自分も資格を取って高校を卒業して、早く働いて父子家庭のうちの父親に楽をさせてあげたいと思っていました。
でも私は高校受験の前日に落ちたらどうしようという不安感に襲われました。
それは自分でもよく分からない状態でした。
高校に見事に合格して簿記や珠算の勉強をしました。でももともとそろばん塾に行っていましたので珠算は簡単にこなすことができました。
簿記の勉強は結構好きな科目の一つでしたね。毎回新しいことを覚えていくのは大変でした。
それで3級の資格からとりはじめて、高校3年で簿記1級の資格を取ったときは凄く嬉しかったです。
私の同級生のほとんどが就職希望でした。私も1部上場の企業の本社の経理の仕事につくことができたのでした。
一番喜んだのは、父親でした。
経理の仕事に簿記の資格は充分に役立ちましたが残業が多くて大変な仕事でした。
私は新卒で食品メーカーに入社しました。
最初の3年間は営業職として勤務し、その後、本社事務に移動になりました。営業時代は取引先と関わることが中心だったのが、一転、社内で部署間とのやり取りが多くなりました。
1年ぐらいたって仕事にも慣れてくると、社内のお金の流れを知りたいと思うようになったのがきっかけで簿記2級取得を目指すようになりました。
まずは簿記3級から。最初は資産と負債の違いも判らず、簿記独特のルールに戸惑いました。しかし、理解できるようになると勉強が面白くなってきます。選んだ教材もよかったです。参考書で独学ではなく、映像授業が見られる通信教育を選びました。
仕事をしながら学校に通うのは難しかったので、自分のペースで授業が受けられる通信教育は私には合っていました。すっかり簿記のおもしろさにハマり、1発で3級に合格できました。
勉強した内容を忘れたくなかったので、すぐに簿記2級の勉強を始めました。3級との違いは工業簿記があること。商業簿記との違いを理解するのに苦労しましたが、仕事をした後、夜に簿記を勉強することが習慣になったおかげで2級にも無事に1発で合格できました。
すっかり簿記の魅力にハマった私は経理職として働きたいと転職を決意します。当時の年齢はもうすぐ30才になる頃で未経験でしたが、無事にある会社に経理として転職することができました。その会社では決算や税務申告を任せてもらえるまでになり、管理職に昇進することもできました。
あのとき簿記を勉強しなかったら転職をすることはなかったし、経理として働くこともなかったでしょう。簿記2級取得は私の人生を大きく変えてくれました。勉強して本当によかったです。
資格はいろいろと持っています。
以前失業中に職業訓練の学校に通ったことがあるので、その時商業系の資格をいくつも取りました。
簿記2級、税務会計能力検定所得税法3級、文書処理能力検定(Word)2級、電卓3級です。すべて全国経理教育協会の資格です。ちなみに簿記2級は日商簿記の3級程度です。
学校の修了後、就職活動して、パートですが、経理や給与のソフトの会社に入ることができました。
入社後社員の方から聞いたのですが、求人には経験・資格不問とは書いてあったものの、資格を持った人の方が有利だったそうです。それを聞いたときはやはり資格を取っておいてよかったなと思いました。
ソフトを実際に使ってバグがないかチェックする仕事なので、簿記などの知識がある方が良いのです。
簿記の資格を取ったからといって、経理の仕事をするのは経験がないと難しいと聞いていたので、役に立つかはわからないと思っていたのですが、思わぬところで有利になりました。
他にも学生時代、図書館司書とアロマテラピーの資格を取りました。図書館司書も実際司書を目指す人以外、直接役に立つわけではないですが、履歴書の資格欄に何もないよりは良いのではないかと思います。
アロマテラピーは趣味のような資格ですし、資格欄がいっぱいなので今は書いていませんが、書けないわけではないので、職業訓練の学校に行く前は書いていました。
こちらも無いよりは、という感じです。
学生時代に、日商簿記3級の資格をとっていました。
そのおかげで事務職に就くことができ、経理関係の仕事をすることができました。しかし、仕事をしていくうちに3級ではダメだと思うようになりました。そこで日商簿記2級を取得しようと決めました。
仕事をしながらの勉強になるので、方法をどうするのか考えてみました。
まず学校へ通うということは無理です。通信教育はどうだろうかと思い、調べてみました。思ったよりも費用がかかるのには驚きました。
それに通信教育は、私の性格的に途中で投げ出してしまいそうな予感がしてやめました。残された道は独学です。
さっそく書店に行き、テキストと問題集を選びました。テキストを見ると、商業簿記は難なく進めていけそうです。
問題は工業簿記です。今までやったことのないことに挑戦するわけですから、とにかく不安でした。工業簿記はわかりやすく噛み砕いて説明がしてあるテキストを選びました。
次に、勉強の進め方についてどうしたらいいのかネットで調べてみました。
皆さん思い思いの勉強法をしているようです。
どうも一番いいのはどちらかに偏らず、両方を同じくらいのスピードで進めていくことがいいようです。実際、勉強をしてみると、商業簿記は実務経験のおかげであまり時間をかけずに済みました。
その代わり、工業簿記と過去問などの演習に時間をかけることができたのでよかったです。
勉強開始から2か月半で検定試験を受験し、1回の受験で取得することができました。
この時に取った資格のおかげで、40歳を過ぎて転職をしてもまた経理の仕事に就くことができました。
当時、総務部で事務の仕事をしていたのですが、数字にも強くなるし知識になるからと思い未知の分野に挑戦したのです。
試験は一度で合格できましたが、実際に業務内容では使わない知識がほとんどでした。
しかし、日商簿記は2級からが履歴書に堂々と書ける資格だと聞いたので取得してよかったと思っていました。
そうして結婚のために退職して新たな土地で転職活動をすることになりました。
私は堂々と履歴書の資格欄に「日商簿記2級」を記載し、経理関係の事務のアルバイトなどに応募しました。
面接では以前どんな業務をしていたかということを当然質問されるのですが、私の以前の業務は経理らしい業務ではなかったので面接者の期待に沿えないことが多かったように思えます。
結局、採用されたのは経理の仕事とは関係のないところでした。
転職するには資格と関係する業務がセットでなければ説得力がないのだなということを実感しました。
もちろん、資格を取得したということでその向上心のアピールにはなりますが、新卒・第二新卒の年代ではないのでそのポテンシャルは重要視されないのです。
企業は即戦力を求めているので、資格のみで即採用ということには結びつかないということを実感しました。
私は就職活動の為に日商簿記2級を取得しました。
会社の数字を見る行為はどの企業でもある事だから、書類選考の時に役に立つだろうと思って取得しました。
ただ、面接どころか書類選考もほぼほぼ通る事はありませんでした。ESなどの中身も問題があるかもしれませんが、特に自分は低学歴だったので学歴フィルターで落とされてる事も多かったと感じます。
結果的に日商簿記2級で内定を貰えたなど、就活に有利になったなどは一度も感じる事はなかったです。
周りの人を見る限り書類選考では高学歴の方が優遇されてると感じましたし、面接で日商簿記2級の事について一度も触れられる事はなかったです。
後から話を聞いてみると「日商簿記2級はあるには越した事はないがそれが最終的に内定や選考突破につながる事はない。他の人と比べる時ちょこっと有利になるぐらいだがそれも微々たるモノ」とほとんど影響がない事が判明しました。
就活に資格は有利という話はあながち嘘でもないですが、実際の効果を見ると殆どないと言ってもいいぐらいだと思います。
結局どういう資格が有利なのかは
【その資格の取得の際にどんな事を学んだか?】
【その資格がその企業の仕事と直結するか?】
という部分がなければ特に取得する必要はないと思います。
資格も実際に働いた上で使わなければ意味がないですし、逆に保険の為に受けたと悪い印象も与える事があるそうです。
なので資格を取ってもいいとは思いますが、就活を有利にする為に取るならインターンを受けて希望職種の知識や経験を実戦で学んだ方がよっぽど有利になると思うのでそちらをオススメします。
20代半ばで、派遣社員で働いていたので正社員になれるように就職に役立つ資格で自分のスキルアップにも繋がるものを取得しようと思い、簿記の2級の勉強を始めました。
市販の簿記2級のテキストを購入して勉強したのですが、工業簿記や商業簿記の有価証券と社債に関する部分で分からないと感じる問題が多く、独学では難しいかなと思ったので通信教育の簿記講座を受講する事にしました。
学校に通い時間と金銭的な余裕が無かったので通信講座にしましたが、DVDがついていてそのDVDがとても分かりやすく、分からない箇所は質問できるという点で、自分で勉強していた時よりは理解できるようになっていきました。
最初の1ヶ月は本当に分からないことが多くて苦しかったのですが、2ヶ月目に解ける問題が増えてきて正解率も上がって、過去問も合格点レベルに近い点数までできるようになってきて、少し自信がつきました。最後の1ヶ月は毎日過去問をひたすら問いていました。3ヶ月で合格するのは難しいかなと思っていたのですが、3ヶ月で合格できました。
通信教育に切り替えて良かったと思います。
簿記2級を取得したことで、就職活動に役立ったのかと言われると書類選考で落ちてしまう事が減ったような気がしますが、やはり経理の職種は実務経験が問われることも多いので最終面接で不採用となることも多かったです。
それでも結果的に正社員として内定がもらえましたし、自分のスキルアップにはなったと思うので取得したのは良かったと思います。
ただ使わないと忘れていきそうなので、定期的に問題を解いてみたりテキストを再度見たりしています。
子供も手が掛からなくなったのでそろそろ働こうかしら。なんて方は多いと思います。
私も家庭に入って仕事から遠ざがっていた頃がありました。働こうとハローワークへ行くんですが、30歳をすぎているとなかなか仕事先は見つけにくいものですよね
この時の私はパートではなく正社員で探していた為余計に見つかりません。そんな時に資格も何もなく就職は難しいとハローワークの方に言われ、職業訓練というものを教えて頂きました。
職業訓練とは資格を取りながら給付金ももらえると説明を受けたので迷わずその手続きをさせてもらいました。たくさんある資格の中から選んだのは簿記の2級です。期間は3ヶ月で、毎日訓練校に通って学び、職業訓練終了と同時に2級の資格も取得しました。
さぁ、これで就職だ!
と意気込んでハローワークの検索コーナーへ行き、事務や簿記の資格を活かせる会社を探しだしましたが・・・。ほとんどが1次面接の書類審査で落とされるんですよね。たしか10社くらいに履歴書を送ったと思うのですが、全て不採用で返されました。
やっぱり経験がないのと、パソコン関係は使えて当然という世の中になっているようです。使えて何ができるかと言う事ですよね。基礎を習っただけでは採用は難しいようです。
就職するのに必要な資格は何か、と考えてから資格を選ぶべきだと思いました。
→30代の女性が資格取得の勉強に打ち込む前に読んで欲しい「資格について」の個人的な見解。
簿記のスキルがある場合、基本的には「経理」の仕事につくことが多いと思います。
会社の毎日の取引を入力して入出金の管理などを行うわけですが、実際にどのような業務になるのか参考になるのが次の動画です。
この動画を見て、実際に経理の仕事に興味がわくようであれば簿記2級の資格を取得してみてもいいかもしれません。経理の仕事はかなり細かい数字を使っていきますので当然合う合わない人が出てくると思うからです。
転職を考えたときにハローワークを利用する方は多いと思いますが、ハローワークで募集されている求人の数を「資格」順に調べてみました。
すると「簿記2級」は1800件で22位、「簿記3級」は2100件で20位となっていることがわかります。
3ヶ月~半年ほどで取得できそうな資格としてランキングの上位に掲載されているのは「介護職員初任者研修」などの介護系と「免許」系の資格となり、次に簿記の資格が来ていますので、資格取得の有効度は少なからずあると考えます。
1位の自動車免許と、3位の介護研修から20位の簿記以外は、2年~3年といった通学が必要な資格がおおく占めています。やはり通学系の国家資格は強いですね。
※2016年3月ハローワークインターネットにて調査しました。
今回の体験談はクラウドソーシングサイトで募集した生の体験談となっています。
39歳の方は「簿記3級」を合格後に無事内定をもらっていますが、総じて未経験者が「簿記」の資格で道を切り開くのは大変だという状況が伺えます。
特に、経理のお仕事は応募が多いことが予想され、未経験でもOKで求人するような企業は少ないと思われます。また、事務のお仕事についても、経理以上に求人倍率が少ないことに加え、直接的に簿記が役立つ場面は少なく、PCスキルや実務経験がより重要視されるように思います。
それでもやはり「簿記2級」や「簿記3級」を取得して転職したい!ということであれば、転職のアピールとして「経理実務講座」を受講しておくことをおすすめします。
未経験者にとって、実務経験がないことがなによりのウィークポイントですが、「経理実務講座」を受けることで少なくとも面接でアピールできますし、やる気を伝えることができると思います。
→アカウンタンライブラリー・・・このページで紹介している動画の運営サイトです。
今回の体験談では1人の方が39歳の年齢のハンデをもろともとせず、正社員として内定をもらうところまで至っています。
20社も面接を受けるには相応の時間とコストがかかっていると思いますが、1つの成功事例として皆さんの参考にはなるのではないかと思います。
]]>資格は転職に役立つのか?このページでは、皆さんが気になるそんな疑問に答えるべく、資格を取って就職できた!という人の体験談をまとめてみました。
30代最後のぎりぎりの年齢でした。会社を辞めることになったのは、そこはとても将来見込みのない倒産寸前の会社だったからです。在籍中に簿記3級の資格を取りました。
いつか何かの役にたてばという気持ちが大きかったのです。いざ会社を辞めてみると、就職活動は大変でした。けれど諦めるわけにはいきません。年齢が高いからと言って引け目を感じる必要はないと必死で頑張りました。
ですがそれほど甘くはありませんでした。ことごとく断られるのです。しかもハローワークの窓口から企業に連絡をしてもらうのですが、その場で年齢のことがネックになりました。やはり39歳というのはとても不利でした。
それでもハローワーク以外にの雑誌や転職サイト、さらに新聞の求人広告からも当たりました。やれることは全部やった感じです。
1カ月経った頃にやっと2,3社の面接を受けることができました。面接を受けたのですが私の思うような企業ではないことや、会社の業種に一歩踏み出せないということが重なり決めかねていました。
その後何社か応募しましたがダメでした。そして21社目の面接に行った時、ここなら理想的だと思う会社に出会いました。経理を募集していました。初めは補助から入り将来は一任と言うことでした。
そしてやっと21社目に採用が決まりました。簿記を取得していてよかったと思いました。
まだまだ簿記のかけだしでしたが、入社してからは担当者の指導もありしっかりと仕事をこなせるようになりました。
面接で20社・・・これだけ転職活動に情熱をかけたのは初めてです。
書類審査なんて50社や60社じゃききません。
もしかしたら、簿記の資格がなくても何かしらの仕事に受かっていたかもしれませんが、この先を考えると「簿記」+「経理の実務経験」があるわけですから、今回の転職よりも簡単に仕事が見つかるんじゃないかとは思っています。
とにかく未経験の場合は最初の壁を打ち破るまでが大変ですが、そこを超えればあとは経験者になれます。
私は以前の仕事から経理職に転職をするために簿記の資格を取得することにしました。最初は3級から取得しようと思っていたのですが、日商簿記の資格は2級からでも受験できるという事を知り、3級は飛ばして2級を取得することにしたのです。
私の場合は専門学校などには行かず、独学で勉強をしました。大手の専門学校が発行している参考書を何度も繰り返し解くことで簿記の力をつけて行ったのです。
試験の直前期は試験の過去問を何度も解くように勉強をしていました。
働きながらだったので1日2時間、休日は5時間ほどの勉強を半年間続けました。その結果、見事最初の受験で日商簿記2級の資格を取得することが出来たのです。
費用は参考書と受験料だけでしたし、日商簿記2級は勉強を継続することが出来れば、独学でも十分に所得することが出来ると思います。
その後ハローワークなどで転職の為に求人を探したのですが、経理職の求人のほとんどは日商簿記2級以上の資格を応募条件にしていました。
そのため、私は日商簿記2級の資格を持っていたことで多くの求人に応募をすることが出来たのです。ハローワークの方も日商簿記2級を持っている方であれば内定をもらいやすいという事を言っていました。
私の場合は合計で20社ほどに応募をして、その中で2社から内定を頂くことが出来ました。現在ではIT関係の会社の経理部で働くことが出来ています。
このように経理職に転職をすることが出来たのも努力して日商簿記2級の資格を取得したからだと思っています。
当然ですが、経理の実務にも直結する資格なので、経理職を目指している方であれば必ず取得するべき資格なのだと感じています。
私は新卒で食品メーカーに入社しました。
最初の3年間は営業職として勤務し、その後、本社事務に移動になりました。営業時代は取引先と関わることが中心だったのが、一転、社内で部署間とのやり取りが多くなりました。
1年ぐらいたって仕事にも慣れてくると、社内のお金の流れを知りたいと思うようになったのがきっかけで簿記2級取得を目指すようになりました。
まずは簿記3級から。最初は資産と負債の違いも判らず、簿記独特のルールに戸惑いました。しかし、理解できるようになると勉強が面白くなってきます。選んだ教材もよかったです。参考書で独学ではなく、映像授業が見られる通信教育を選びました。
仕事をしながら学校に通うのは難しかったので、自分のペースで授業が受けられる通信教育は私には合っていました。すっかり簿記のおもしろさにハマり、1発で3級に合格できました。
勉強した内容を忘れたくなかったので、すぐに簿記2級の勉強を始めました。3級との違いは工業簿記があること。商業簿記との違いを理解するのに苦労しましたが、仕事をした後、夜に簿記を勉強することが習慣になったおかげで2級にも無事に1発で合格できました。
すっかり簿記の魅力にハマった私は経理職として働きたいと転職を決意します。当時の年齢はもうすぐ30才になる頃で未経験でしたが、無事にある会社に経理として転職することができました。その会社では決算や税務申告を任せてもらえるまでになり、管理職に昇進することもできました。
あのとき簿記を勉強しなかったら転職をすることはなかったし、経理として働くこともなかったでしょう。簿記2級取得は私の人生を大きく変えてくれました。勉強して本当によかったです。
資格はいろいろと持っています。
以前失業中に職業訓練の学校に通ったことがあるので、その時商業系の資格をいくつも取りました。
簿記2級、税務会計能力検定所得税法3級、文書処理能力検定(Word)2級、電卓3級です。すべて全国経理教育協会の資格です。ちなみに簿記2級は日商簿記の3級程度です。
学校の修了後、就職活動して、パートですが、経理や給与のソフトの会社に入ることができました。
入社後社員の方から聞いたのですが、求人には経験・資格不問とは書いてあったものの、資格を持った人の方が有利だったそうです。それを聞いたときはやはり資格を取っておいてよかったなと思いました。
ソフトを実際に使ってバグがないかチェックする仕事なので、簿記などの知識がある方が良いのです。
簿記の資格を取ったからといって、経理の仕事をするのは経験がないと難しいと聞いていたので、役に立つかはわからないと思っていたのですが、思わぬところで有利になりました。
他にも学生時代、図書館司書とアロマテラピーの資格を取りました。図書館司書も実際司書を目指す人以外、直接役に立つわけではないですが、履歴書の資格欄に何もないよりは良いのではないかと思います。
アロマテラピーは趣味のような資格ですし、資格欄がいっぱいなので今は書いていませんが、書けないわけではないので、職業訓練の学校に行く前は書いていました。
こちらも無いよりは、という感じです。
学生時代に、日商簿記3級の資格をとっていました。
そのおかげで事務職に就くことができ、経理関係の仕事をすることができました。しかし、仕事をしていくうちに3級ではダメだと思うようになりました。そこで日商簿記2級を取得しようと決めました。
仕事をしながらの勉強になるので、方法をどうするのか考えてみました。
まず学校へ通うということは無理です。通信教育はどうだろうかと思い、調べてみました。思ったよりも費用がかかるのには驚きました。
それに通信教育は、私の性格的に途中で投げ出してしまいそうな予感がしてやめました。残された道は独学です。
さっそく書店に行き、テキストと問題集を選びました。テキストを見ると、商業簿記は難なく進めていけそうです。
問題は工業簿記です。今までやったことのないことに挑戦するわけですから、とにかく不安でした。工業簿記はわかりやすく噛み砕いて説明がしてあるテキストを選びました。
次に、勉強の進め方についてどうしたらいいのかネットで調べてみました。
皆さん思い思いの勉強法をしているようです。
どうも一番いいのはどちらかに偏らず、両方を同じくらいのスピードで進めていくことがいいようです。実際、勉強をしてみると、商業簿記は実務経験のおかげであまり時間をかけずに済みました。
その代わり、工業簿記と過去問などの演習に時間をかけることができたのでよかったです。
勉強開始から2か月半で検定試験を受験し、1回の受験で取得することができました。
この時に取った資格のおかげで、40歳を過ぎて転職をしてもまた経理の仕事に就くことができました。
大学を卒業後はサービス業に就いていましたが、結婚・妊娠したため、転職活動をしようと思ったのがきっかけです。
まずは、とにかく資格を取ってみようと思い、2013年11月に日商簿記3級を取得し、その当日に出産後、翌年2月に日商簿記2級、続けてFP3級を取得しました。
ハローワーク等で求人を探す際も”簿記2級”というのは武器になりました。
合わせて、”TOEIC750点”ももっていましたが。年齢的にも比較的若かった(24歳)からか、思ったよりも就活はスムーズに進み、1か月半ほどで4社内定をいただきました。
0歳の子供がいたにも関わらず、これには自分自身が一番驚きました。
短期間かつ、独学での簿記検定3級と2級の取得は結構評価が高かったように思います。
独学だったので、費用も受験費用と教科書と問題集1冊ずつのみの購入で、一資格に対して、トータル15.000円くらいでしょうか。
応募した会社はどれも、応募要件が”正社員””未経験可能””日商簿記2級必須”の会社でした。
結果的には、税理士事務所2社、経理事務1社、経理総務事務1社の内定を頂きました。
現在、従業員50名ほどの中小企業の経理総務事務員として働いています。
会社の資金繰りから、従業員の給与計算等、経理総務に関わることは、私一人ですべてを管理しています。
なので、子供の急な病気や行事等でも都合がつけやすく、子供を持つ今、現在の仕事に就けてよかったと思っています。
すべて一人なので、都合はつけやすい反面、責任も重いです。一つ間違えれば会社の信用問題に関わってくるし、倒産する恐れもあるくらい、重要な仕事だからです。1円単位で間違ってはいけないので、かなり神経も使います。
一度産休を取らせてもらいましたが、出産日まで働き、産後2か月足らずで復帰でした。小さい子供がいながらフルタイムで働くにはある程度覚悟が必要なのですかね。でも、資格を取ったおかげで今の仕事ができていると思います。
給料面では、入社当時から2年たったばかりですが、今のところ7万円昇給しました。
今後、転職したいと思っていますが、どんな会社でも経理に関することは必須事項で、知っておいて損はない資格なので、取得しておいてよかったと思っていますし、是非お勧めしたい資格です。
私は中学生の時に高校の進学を考えるときに、兄が通っている高校と同じ高校に行こうと漠然と思っていました。
それは公立の商業高校でした。そのころ学校の成績もそれほど悪いものではありませんでした。
公立高校の普通科に行こうかとも考えましたが、兄が高校で色々な資格を取っているのを知っていましたので、自分も資格を取って高校を卒業して、早く働いて父子家庭のうちの父親に楽をさせてあげたいと思っていました。
でも私は高校受験の前日に落ちたらどうしようという不安感に襲われました。
それは自分でもよく分からない状態でした。
高校に見事に合格して簿記や珠算の勉強をしました。でももともとそろばん塾に行っていましたので珠算は簡単にこなすことができました。
簿記の勉強は結構好きな科目の一つでしたね。毎回新しいことを覚えていくのは大変でした。
それで3級の資格からとりはじめて、高校3年で簿記1級の資格を取ったときは凄く嬉しかったです。
私の同級生のほとんどが就職希望でした。私も1部上場の企業の本社の経理の仕事につくことができたのでした。
一番喜んだのは、父親でした。
経理の仕事に簿記の資格は充分に役立ちましたが残業が多くて大変な仕事でした。
私は20代で就職活動をする際に「何か資格を取らなければ」と思いITパスポート試験を受験しました。
ITパスポート試験というのは基本情報処理技術者試験や簿記などと異なりテストセンターでいつでも受験する事ができるので比較的取りやすい資格の一つだと思います。
また、ITパスポートという資格自体が現代におけるビジネスパーソンとして必須の資格の一つになってきていると思います。この資格はIT分野の企業以外でも重要視されつつあるわけです。
実際に私が就職活動の際に繊維関係のメーカーの面接を受けITパスポートを取得している事について詳しく話す機会がありました。その会社では当時、社内にIT技術を導入する事を推進しており社員に対してITスキルや情報リテラシーの向上を求めておりました。
中でも業務に使うデータには社外秘のデータや取引先企業のデータなど外部に流出してはいけないものが多くセキュリティに関する知識や技術を持っている社員を求めているとの事でした。
この繊維メーカーから私は内定をいただく事が出来ました。ITパスポートの取得が採用の直接的な要因かどうかはわかりませんが間違いなく採用においてプラスの影響はあったと思います。
このようにITパスポートを取得していると就職や転職において大きな力を発揮する事はなくてもプラスに影響する事は間違いなくあります。
また、ITパスポートはただITについての資格ではなく経営面や税務、マネージメントなどに関しての知識も問われますので社会人としての基礎知識を養う事も出来ます。
面接での話題にもなりますしぜひ社会人であれば持っておきたい資格の一つだと思います。
だいぶ前のことになりますが、図書館で働いていたわたしは、上長から初級シスアドの資格を取得することをすすめられました。図書館は情報化が進み、これから働いていくのに基本となる知識が取得できるというのがその理由でした。
さっそく勉強にとりかかりましたが、本を読むのが好きで図書館に就職した私にとってはあまりに専門外で、はっきりいってちんぷんかんぷんでしたので、3か月程度で終了する短期のスクールに通うことにしました。それでも正直ついていくのに必死だった記憶があります。
資格試験は午前、午後とあり、久しぶりに長時間の試験を受け、すごくつかれました。また、もし落ちたら職場の上長や先輩に失望されるのではないかというプレッシャーもありました。
結果は一度で合格し、そのときはひさびさに充実感を感じました。
この資格を取得して、それからの図書館での実務に役立ったか?と問われると正直実感はありません。ただ、「自分の努力があって今の職場にいられる」という自信のようなものが少しだけついたような気がします。
時が流れ、異業種の会社に転職することになり、その際運転免許も持っていない私は、資格欄に記入することができる資格があることで、大変救われました。
「初級シスアド」のイメージから「パソコンに詳しい」という評価をいただいて転職に成功したこともあります。(あとで採用にかかわる方から聞きました。)
ただ、正直いつまでたってもパソコンが苦手で、その点ではあまりお役に立てませんでしたが・・・。
就職に有利だと聞いていたので、大学4年生の春にTOEICを受験しました。結果は935点。
やはり900点以上あると「おお!」と思ってもらえるようで、就職活動中に訪れた会社の中には、他の候補者とは別の部屋に連れて行かれて面接を行ってもらえたり、面接に行った日にその会社で会ったばかりの先輩に会社命令でランチをごちそうになったりと、特別待遇を何度も体験しました。
私が面接を受けたのは英語を使ってデザインを行う会社と大手ホテルチェーン複数社だったのですが、やはり英語を使う比重の大きい会社では重宝されます。
900点以上の人はあまりいないそうです。TOEICの受験には、受験料ぐらいであまりお金はかからなかったと思います。
私は一度しか受験していませんが、周りの学生には何度も受験してさらに高得点を目指す人も何人かいました。
社会人になってから思うことは、TOEICはただの英語力をはかる目安でしかないので、ある程度の得点が取れたら、あとはその他の仕事に役立つことに力を入れた方がいいのではないかと思いました。
難しさについては、きちんと勉強すれば得点が取れるテストだと思います。
他の英語関連の試験や資格にあるようなひっかけ問題もありません。本屋などで販売されている本から必要な文法や単語をきちんと学び、同時に英語が聞き取れる耳を育てる訓練をしておけば、特に焦ることなく高得点が取れると思います。
ただ、TOEICで高得点が取れたとしても、英語を話すことは別物だと知っておいて欲しいです。
TOEICは目安でしかなく、「TOEICで高得点=英語ができる」訳ではないからです。TOEIC高得点と言って入社したのに、どうして英語が話せないんだと言われている人がいました。
私は学生時代に留学を半年ほどしていたこともあり、将来は英語を使う仕事をしたいと漠然と考えていました。
しかし大学卒業後、就職が決まったのは百貨店で商品の仕入れ部門に配属され、その仕事も充実はしていたのですが英語を使う機会はほとんどありませんでした。
それでも30歳までには英語を活かせる仕事に転職したいと考え、英語の資格を取得するべく英検とTOEICの勉強を26歳のときに始めました。
当時私が持っていたのは高校時代に取得した英検2級と、留学から帰ってきた後に就職活動のために慌てて受けたTOEIC800というスコアだけで、就職活動の時にアピールはしたものの、企業からはあまり評価されなかったという苦い経験を持っていました。
そこでもっと上を目指すべく、大学中級程度の英検準1級とノンネイティブで十分なコミュニケーションができると言われるTOEIC860点以上を1年以内に取得することを目標として、休日や仕事から帰って来た夜に猛勉強しました。
正直仕事をしながらの勉強は、面倒くさかったり疲れていてその気にならなかったりしたのですが、転職をできれば早くしたかったので1年以内と期限を設けたことが良い意味でのプレッシャーとなり、段々と勉強が習慣化され、何かの用事で1日勉強できなかった日はなんだかすっきりしない気分になるほど生活の一部になっていきました。
また、過去問に取り組むうちに徐々に自分の英語力が上がっているのがはっきりと分かりモチベーションが上がり、次第に試験日が楽しみになってきました。
費用面では、私はあまりお金をかけられなかったので独学で勉強し、参考書も中古本で安く手に入れるようにしたので、実際かかったのは参考書代とそれぞれの受験料合わせて3万円位でした。
そして、英検準1級、TOEICは860点をそれぞれ最初の試験で目標をクリアすることができました。
目標スコアをクリアした後すぐに転職活動を始めたのですが、この2つの資格の力は思っていたよりも強力で更に留学経験もあったこともあり、すぐに海外と取引のある会社に転職が決まり、今は出張や海外からのお客様のアテンドなど資格を活かせた仕事ができ満足しています。
人事の方からは、点数はもちろん評価したがそれよりも忙しい社会人になってからも継続して勉強していた姿勢が好評価だっということを後ほど聞きました。
TOEICは仕事や転職に役に立たないという話もよく聞きますが、表面的な点数だけではなく、今回のように「在職中による資格取得」、「短期留学」など複合的にアピールすることで仕事を見つける可能性は高まると思います。
働きながら資格を取得することは、時間的な制限もあり大変だと思いますが、時間を作って勉強する姿勢は必ず認められると思います。
大学を卒業した後で、就職をすることもなくぶらぶらしていました。
その時は実家にいたので親から小言を言われる毎日に嫌気が差し就活を始めてみるも惨敗に次ぐ惨敗でした。
何か資格があればアピールになるのだろうと漠然と考えていましたが、具体的には何も思いつかなかったんです。が、ふと英語の勉強が好きだったことを思い出したんです。
それで留学を決意して、半年ほどアルバイトをしてからアイルランドに語学留学しました。
現地にいたのは9か月間で学校を卒業する時にTOEICテストを受けることができたので受験したらちょうど800点を取ることができました。
留学前は英検二級に落ちていたぐらいの英語力でしたから個人的には満足のいく点数でした。それから日本に帰国して就職先を探しました。
英語を使って何ができるか考えた結果、英語を教える仕事をしてみたくなりました。
そこで学習塾の就職面接を受けたところ有難いことに採用をいただくことができました。面接時は留学時の話題で盛り上げることはありました。けれども私が行っていた学習塾では英語以外の教科も教えなくてはいけないので、TOEICのハイスコアがあれば万能、ということでもありませんでした。
ただ就活の際に一つのアピールポイントには確実になるので取っておいて良い資格だとは思います。
話は少し逸れますが、就活の時にTOEICのスコアが高ければネイティブ並みに英語を喋れる、と勘違いしている面接官がいましたがそれは誤解です。
日本でよく知られているTOEICテストは読む力と聴きとる力を測定しているものなので挨拶程度の会話しかできなくてもハイスコアは取れてしまうのです。
なのでとにかく点数を伸ばしたい方は読みとりと聴きとりの練習を、実際のコミュニケーションで英語を使いたい方は英会話の練習を重視することをおすすめします。
これまでパソコンは独学で勉強していたので、『果たして自分はどこまで知識があると言えるのか』と疑問を抱いていました。
何となく知っている知識を一から勉強したかったので、パソコン教室のエクセルとワードの基礎コースを受講しました。
週に2時間で半年で基礎コースを終え、知識を習得しました。
その時、私自身が持っている資格や免許は『普通車免許』のみでしたので、パソコン教室に通った事を機会に資格取得を次の目標にしました。
転職時に履歴書にも資格を書けるのと、自分自身にとっても自信をつけるために『MOSエクセル2010スペシャリスト』の取得に挑みました。
MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリストの略で、一般レベルのスペシャリストと上級レベルのエキスパートの2種類に分類されます。
また、ソフトのバージョンごとに試験を設けているのでエクセル2013の一般レベルで合格した場合はMOSエクセル2013スペシャリスト取得となります。
一般レベルとは、エクセルのシートの詳細設定などの基礎知識やよく使われるIF関数などの関数を用いて数値を出して表を作成する事が出来るかどうかというレベルになります。
資格取得までに要した期間は、週2時間通学で基礎コースを半年と資格取得コースを3ヶ月の9ヶ月です。
教室に通った事で、わからない事をその場で教えてもらえて無理なく資格取得出来ました。
しかも100点満点での合格だったので、すごく自信がつきました。
資格取得後、転職活動をしました。
事務職の面接等で好印象を持って頂けて、採用のお話を5社受けて4社から頂く事が出来ました。
更に働いてからも、基礎知識が活用されるので実践的でとても役立つのでお勧めの資格です。
建設業の事務員をしていました。この業界は建設業経理事務士という資格があります。
経営事項審査という審査で得点になるので建設会社の事務員はこの資格の取得をめざします。
私は経理事務員ということもあり1級に挑戦しました。しかし3科目を合格しないといけない難しい試験でなかなか合格できませんでした。
今は年に2回試験はありますが以前は年に一度しかなく、不合格だとまた来年挑戦しないといけなかったのです。ですから1年間びっしりと勉強しましたね。でも当時は3番目の子供を産んだばかりで授乳しながら勉強した記憶があります。
試験中も気になっていけませんでした。でもようやく7年目で合格し1級を取得しました。
おかげで給料は3万円も資格手当がアップしました。1級は当時はなかなかいませんでしたの驚かれましたね。おかげで40代の時に大手の会社の経理事務員として転職しました。給料も格段にアップしましたしボーナスが大きいですね。
前の会社はボーナスが少なかったのです。ですから資格は何歳になっても有利ですし若いうちにとっておいたほうがいいと思いますね。
とくに最上級の資格は有利です。2級3級ならば誰でもいますので1級は最高です。ぜひおすすめします。
建設業経理事務士はあまり資格としては有名でないですし、業界も絞られるのでそこまで人気の資格ではないです。だから狙い目なんじゃないかと思います。
もし経理系の資格を考えているのであれば、一考の価値ありです。
社会人経験9年目です。
私の行っていた県立高等学校は生徒の就職率が高く、資格取得に特に力を入れていました。その為、普通科の出身であっても在学中の3年間でたくさんの資格を取得することが出来ました。
どれも内容的には大したことのない資格なのですが、履歴書の資格欄が全て埋まっているだけで資格取得から10年近く経過した今でも、就職・転職活動で高い評価を得ています。
学生時代に私が取得した資格は、以下の通りです。
■「全国商業高等学校協会主催 簿記検定3級」
簿記の授業があり、その中で試験も受けることが出来ました。通常は「日商簿記」でないと世間的に通用しないようですが、履歴書に書いておくだけでも簿記の知識のない人からは評価を得ることができます。
■「全国工業高等学校長会主催 ヒアリング英語検定 2級」
工業高校限定の試験なので、聞いたことのある人はあまりいない資格だと思います。
試験内容もとても単純で、テープの音声を聞いてマークシートに記入だったように思います。各得点数で級も決まる感じでした。日常で英語を使う機会のない職場であれば、英語の検定で2級というだけでも意外と見る人はおおっと思うようです。
■「秘書技能検定 3級」
社会人の一般常識に係る問題がほとんどなので、問題集を1冊用意して頭に入れておけば合格できると思います。
秘書という資格名が男性からウケが良いです。社会人になる前に一般常識とマナーを勉強したい人は、受けて損のない資格だと思います。
■「漢字検定 3級」
有名な資格ですし、できれば1級くらい取得していないとまず驚かれることはないです。ないよりはマシってところでしょうか。
■「日本語ワープロ検定 準2級」
こちらも高校の授業の中で取得しました。クラスメイト全員で時間を計って試験を受けたので、苦労することなく取得できた資格です。
パソコン操作の基礎となるものなので、あって損はない資格だと思っています。
30代前半に色彩の勉強がしたくて、 AFT色彩検定にチャレンジすることにしました。
まずは3級のテキストを買い一通り学習しました。とても簡単でしたので続けて2級のテキストを買いました。基本的には3級の内容が少し難しくなった程度でした。
2級からの受験を考えていましたが、問題なさそうなので1級を目指すことにしました。
1級になると突然レベルが違うように感じました。しっかり読んでまとめて深く理解するようにしました。
他にもテキスト重視で問題集をくまなく学習しました。一通り学習した手応えで1級からの受験でも合格の可能性がありそうでしたので頑張ってチャレンジしました。その結果うまくいきまして一発合格しました。
一通り学ぶ時間は3ヶ月ほどでした。かかった費用は独学ですのでテキスト、問題集、検定代金です。
色彩検定一級習得後もっと深く色について学びたかったのでパーソナルカラーの勉強をしたり色彩心理の勉強もしました。
色彩の勉強をして仕事に結び付いたこととしては、一級まで持っていると色彩検定の講師のオファーが来たり、インテリアの色彩について話すようなオファーが来たことがありました。
他にも40代半ばの時にパートを探したことがありますが年齢的に仕事はないかもと思っておりましたが、料理教室と着物販売店で合格を頂きました。
オーナーさんの感想としては料理教室ではお料理の配色、美味しく見える色について教えて欲しいとのこと。
着物販売店では着物の色合わせをして欲しいとのことでした。双方、色彩検定の一級はすごいので是非働いて欲しいとのことでした。
色のスペシャリストはどこででも重宝されるのだなという感想を持ちました。
色彩はどんなものにも付いているものなので仕事はたくさんあると思います。仕事に結びつかなくても自分自身の生活にとても役に立ちます。色彩検定を取得してよかったです。
今から4年前の2010年、失業中だった私は職業訓練の場を活かして前から興味のあった「色彩検定」の資格を取ることにしました。
元々油絵や水彩画を描いていた事もあって、「色」にはとても興味があり、一度ちゃんと勉強してみたいと思っていました。
そういう経緯もあり、正直言って、職業訓練の学校に行き始めた時は「仕事に活かそう」というよりも、個人的な趣味で資格を取ろうとしていました。
色彩検定の勉強は想像よりもハードで、色を数値で表す方法や色のメカニズムなど、絵ばかり描いていた根っからの文系人間には、ついていくだけで必死な内容ばかりでした。
それでも、なんとか最後までやり通して一番上の1級を無事に取得でき、履歴書に堂々と「色彩検定1級取得」の文字を書けた時は格別の喜びでした。
就職活動は主に雑貨や服飾関係など、色を活かせそうな業界を選んで活動しました。
さすがに「色彩検定1級」はなかなか珍しいようで、採用まで至らなくても、面接では注目されたように思います。
そして今は、やはり雑貨類を扱う会社に就職しましたが、決め手は資格だったようです。
現在は事務職に籍を置いていますが、商品の提案時等に色を見たりアドバイスができるという点で、他の事務員とは少しは一線を画すことができているのではと自負しています。
私は31歳の女性ですが、大学を卒業した時は公務員として就職をして公務員として働いていました。
しかし結婚を機に主人の転勤の都合で引っ越ししてしまい退職してしまったため、新しく仕事を探していました。
その時よく医療医務の資格を取る講座の宣伝をしていましたし、子供ができたりしても非常に働きやすい仕事だと言う事でしたので私は医療事務の資格を取る事にしました。
医療事務の資格について調べてみると医療事務の資格は全て公的な資格ではなくてインターネットでは賛否両論の声があり、医療事務は経験がものをいう世界だから意味はないなどというような声もありましたが、私は実際にハローワークなどで求人情報を探した所未経験でも全く仕事ができないわけではなさそうだったので、私は資格を取る事に決めました。
医療事務の資格でも難易度は様々であり講座を修了すれば取得できるような資格もありますが、現役での医療事務員でも難しいような資格もありどれを受けるかどうか迷いましたが、私は医療事務管理士の資格を最初にとってステップアップする事にしました。
私は5万円ほどで一括払いで支払い勉強期間は5ヶ月ほどで資格を取ることができました。その資格を取った後、医療事務の資格の中でも最高峰の資格にチャレンジして資格を無事に取得する事ができました。
私はその資格をとってからすぐに就職活動をしましたが、確かに医療事務の資格は経験者が優遇される世界ですし経験者でしか採用されないような求人もありますが、未経験だとやはり資格をとっている方が有利ですし資格を評価されて無事に就職する事ができました。
ちょうど10年ほど前に「キャリア・コンサルタント」の資格を取得しました。当時営業職に就いていたのですが、将来的にこのハードな仕事をずっと続けて行けるのか不安に感じ始めていて、何か効果的な資格は無いか探していました。
そんな時たまたま「無料転職相談」のコーナーがあり相談に行ったところ、対応してくれた人がキャリア・コンサルタントの有資格者で、自分のように仕事に不安を感じている人の役に立てる仕事と感じ、早速資格取得に取組みました。
今でこそ国家資格になっているキャリア・コンサルタントですが当時はまだ民間の検定試験レベルで、しかも複数の団体が認定を行っているような状況でした。
「この仕事は知識ではなく何より経験。資格の認知度も低いし肩書なんて重要ではないから、とりあえず取り易そうな団体を受検しよう」と考え、地方在住の私でも通えて費用も安い団体を選び受検しました。費用は割引や教育訓練給付制度も活用して10万円弱だっと記憶しています。
しかし勉強中から「この資格を取っても実際どこで働けるだろうか?都会のように転職支援会社があるわけでもないし、未経験で人事総務に転職出来る可能性も低い。ハローワークみたいな所で働きたいけど公務員だし・・」と悩んでいました。
ところがハローワークでも嘱託職員として就職相談の業務に就けるということを資格取得後に知り、求人を探して見るとちょうど地元のハローワークで募集が掛かっていました。しかも、これも後で知ったのですがこういう公的機関は資格を重要視する傾向が強いようなのです。
確かに何かあった時に知識・能力を公的に証明するには資格が要項ですから、こういう考えになるのでしょう。結局この資格を持っていたおかげで、地元で就職支援をするという希望の職に就くことが出来ました。もちろん正規職員ではないので何時までも勤めることは出来ませんが、ハローワークで多数の就職相談に応じたという経験はその後の仕事でも活かされています。
大学入試失敗、浪人する気もなくフリーターをしていました。
どちらかというと、人に接する事が苦手な性格だったので、家で出来る仕事を探していました。
トレースとい図面を描く仕事があるので、トレースの勉強をして資格をとりました。しかし、トレースの仕事はなく、あったとしても経験がないと断られてばかりでした。
しかたなく、近所のスーパーで社員募集があったので受けたら受かり、スーパーで働く事になりました。スーパーでは人と接する事も多く、人と話すのが苦手な事が克服できました。
年配の男性、おじちゃんって感じの人って、気難しいくしゃべりにくいと思っていましたが、若い女の子と話するのって、うれしい事のようです。
パートのおばちゃんって感じの人も、怖いって思っていましたが、若い女の子には優しいものです。
スーパーの仕事では人間関係の勉強ができたと思いました。ただ、私の働いていたスーパーはお給料安かったのが一番辛い事でした。
20代半ばで、毎日同じ事の繰り返しのこの仕事で良いのかと思っていた頃、トレースの仕事がコンピューター化され、CADという物になっている事を知り、スーパーで働きながら、CADスクールに通いました。
スーパーは退職し、CAD技能検定に専念し1級をとる事が出来ました。
そこから、仕事探しですが、資格を持っているだけではなかなか採用してもらえませんでした。何社も面接し、金型の会社で採用してもらう事ができました
最近、ヘルパー2級の資格が介護職員初任者研修に変更になりましたが、その制度変更直前にヘルパー2級を取得しました。
もともと、介護の仕事に興味があったわけではないのですが、将来的になんらかの資格を持っていないと、パートのような仕事でも就職が難しいのではないかと感じていたため、いつかはヘルパー2級を取ろうと決めていました。
決して、今すぐに取ろうと思っていたわけではなく、あくまで「そのうち」という感じだったですが、制度変更により資格取得が難しくなると聞いて、慌てて受講の申し込みをしました。
最初は、就職のための資格という感じで、積極的に介護を学びたいという気持ちはありませんでした。
しかし、全部で10回の講義を受ける中で、だんだんと介護の仕事に魅力を感じるようになりました。それには、講義を担当してくださった先生自身の人間的な魅力も大きく影響していたと思います。
先生は、長年介護の現場に携わっていて、とても介護という仕事に誇りを持っている方でした。
それで私も、資格取得後介護の仕事をすることにしました。私は、自分が受講したスクールの斡旋で、資格取得後にすぐ就職できましたが、ヘルパー2級の資格があっても経験がないと採用されない場合もあるようです。
今は、まだ駆け出しのヘルパーですが、この資格を取って良かったと思っています。
私は、6歳の子どもを育てている主婦ですが、子どもが3歳の時に保育士資格を取得しました。
もともと幼稚園教諭の免許を持っていたのですが、保育士の資格もあった方が就職に有利なので資格取得を目指すことにしました。
保育士の資格を取得するには、短大か大学で勉強するか、年に一回全国で行われる保育士資格の試験に合格するかです。子どもも小さかったので学校に通うのは難しいので、試験を受けることにしました。
保育士資格は、筆記試験と実技試験がありますが、幼稚園教諭の免許を持っていると実技試験は免除されます。また、筆記試験でも何科目か免除されます。そのため、私は資格に挑戦しやすかったです。
試験を受けることに決めましたが、どうやって勉強しようか悩みました。通信教育を受講するか、自分で参考書や過去問を買って勉強する方法もありました。
いろいろ調べていると、ネット上で評判のいいサイトがあり、それを参考にしつつ、参考書を購入して独学で勉強することにしました。費用は全部で2万円ほどで収まりました。主婦なのであまりお金をかけることができなかったので、とてもよかったです。
保育士試験は、筆記試験の科目は合格してから3年間有効です。私は1年目で2科目落としてしまいました。なので、2年目に向けてその2科目を猛勉強しました。
その結果、2年目で合格することができました。実技試験は免除なので、資格を取得することができました。とても嬉しかったです。
保育士資格があると、求人の幅が広がります。
最近になってハローワークの求人を探していますが、保育士の仕事は多いです。保育士資格を取得したことによってそれらの仕事に応募できるので、仕事に就きやすくなったと感じています。
私は、転職する為に20代で保育士資格を取得しました。
取得方法は、短期大学の通信教育部に入学し保育士資格が卒業と同時に取得出来るものです。卒業まで最短で3年間かかりました。学費は正規の通学に比べて半分以下で魅力的でした。
通信教育なので正規の学生のように毎日通学するのではなく、主にレポート提出、単位試験、夏季や冬季などに行われるスクーリング(授業)でコツコツ単位を取得していきます。アルバイトなど働きながら自分のペースでスケジュールを組む事が出来るのが最大のメリットでした。
私は最短で卒業したかったので、レポートの課題教科が自宅に届いたら出来るだけ早く提出し、単位試験も月に1回は受けに行きました。
また自宅でのレポート作成や試験勉強は好きな時間に出来るというメリットもありますが、期限が決められていなく後回しにも出来るので自分の事を常に戒めながら頑張りました。
スクーリングでは、ピアノの実技もありました。私はピアノ経験者だった為にあまり問題がなかったのですが、全くピアノの経験がない方は苦労されていました。
通信教育は基本的に自宅学習で孤独なのですが、スクーリングに参加する事により同じ目標を持った仲間も出来た事が嬉しかったです。
そして単位をある程度取得したら実習参加がありました。実習期間はとてもハードでしたが実際に保育園、乳児院などに行き、子どもと関わり保育士の仕事とはどのような仕事かを学ぶ事が出来たことは大きな収穫でした。
このように全部の単位と実習を終えて3年かかりましたが、無事に卒業し保育士の資格を取得し保育園で働く事が出来ました。
上記では、資格だけでは人気のお仕事に就くには難しいと書いてきましたが、決して効果がゼロな訳ではありません。資格ゼロ、経験ゼロの状態では、やりたい仕事に応募しても箸にも棒にもかかりません。
そこで、コスパが高そうな資格をランキング形式でまとめてみました。人によって希望するお仕事は違うかもしれませんが、中には普遍的なビジネススキルの資格もありますので、参考にしてもらえると思います。
取得のための勉強は数ヶ月ぐらいで、それでいて転職の時にはちょっぴり役に立ちそうな資格をピックアップしてみました。
どれも半年以内の勉強で取得できるんじゃないかと思います。
いまからでも勉強を始めることで、半年後には履歴書に新しい資格をかけるようになりますし、面接でアピールすることだってできます。資料請求は無料で出来るのでどんな資格があるのか、調べてみてはどうでしょうか。900種類も資格があります。
1位 | 秘書検定 |
---|---|
2位 | 調理士 |
3位 | MOS |
4位 | 簿記2級 |
その他 | Web作成・プログラム |
本当に秘書になるわけじゃないけど、一般的なビジネスマナーを持っているとアピールできます。それでいて簡単な資格。履歴書や職務経歴書に秘書検定と書けば「おっ?秘書検定!?」なんて思ってくれる男性社員は多いんじゃないかと。
秘書検定なんて中身を知っている人は少ないと思いますので「最低限のビジネスマナーを知っておきたくて~」なんて面接で言えば効果抜群かもしれません。あらゆる転職先に本当にちょっとだけ通じそうな、コスパがいい資格なんじゃないかと。
これも、わざわざ学校に通わなくても飲食系のバイトしながら取得も可能な資格です。「食」に関する資格なので求人も学校や福祉施設、飲食店など幅広いのもいいですよね。
仕事ではエクセル関数などはあまり使うことがなさそうですし、PCをまったく使わない職場の場合、面接でもまったく振り向いてもらえない可能性もありますが、それでも事務系の仕事では最低限パソコンが使えないと仕事になりません。そのため「エクセル使えます、ワード使えます」ということをアピールするために持っていたい資格です。
最近では事務のお仕事に限らず、何でもパソコンを使いますのでPCをまったく使わない仕事も減ってきていると思います。mosをもっているば「パソコンスキルはありそうだな」というイメージを持ってもらえると思います。
経理職を目指すときに役立つ資格です。未経験者の登竜門的な資格としての簿記2級です。転職の現場では「資格3割、経験7割」ということらしいのですが、経理の仕事へ異業種転職するであれば、やはり持っているべき資格のような気がします。
※簿記2級、3級は転職や就職に有利?資格のほんとの体験談。
簿記2級は取得の目安期間が大体6ヶ月ぐらいで3位までの資格より少し難易度が上がるような気もします。経理業務なので「数字が好き」な人むきの資格になりますが専門的なお仕事なのでそこそこ転職もしやすく、比較的簡単で、かつ一歩踏み込んだ資格じゃないかと思います。
人気のweb系の職種ですが、夜な夜な勉強して自分でホームページを作る、プログラムしたものを作り、成果物を見せることが出来れば、下手な資格よりも説得力が増す可能性はありです。
ただし、学生であってもこホームページやプログラムは作れる時代ですから、デザインが優れている、機能に独自性があるなどプラスアルファがないと正直難しいでしょう。
ただどうしても独学だと時間がかかりますし限界があります。時間をショートカットするならスクールで講師に教えてもらうか、アルバイトなどで実際に働いてしまうのがいいかもしれません。
私の場合、独学のため10年経ってもデザインに重要な「display」タグの使い方がわかっていませんでしたが、ある一時期3ヶ月だけ働いたらそれが理解できた。という実例があります。
これからの転職や、さらにその後の10年後や20年後のことを考える上で参考にしてもらいたいのが「ハローワーク」や「厚生労働省」で発表されている有効求人倍率の資料です。
「有効求人倍率」と聞くと、皆さんもなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか。
1倍とは企業の求人と求職者がちょうど同じ数だということです。
数字が高くなると企業の求人数が多く競争が少ない仕事、数字が低くなると求人に対して求職者数が多く競争が激しいお仕事ということになります。
そのため、求人倍率が2倍を超えているような仕事は就職しやすいということになります。その一方で、不人気であるとも言えます。
この有効求人倍率の数値を「仕事別」にまとめ、さらにその仕事の転職に有利そうな資格を探してみました。
求人数 |
求人倍率 |
|
---|---|---|
事務 |
14万6406件 |
0.45倍(応募多寡) |
介護 |
11万9584件 |
3.35倍 |
情報処理・通信技術者 |
4万9707件 |
2.62倍 |
販売 |
18万1071件 |
2.04倍 |
保健師、助産師、看護師 |
6万1509件 |
2.43倍 |
飲食物調理 |
6万5135件 |
2.981倍 |
家庭生活支援サービス |
207件 |
1.24倍 |
※平成30年8月 厚生労働省「職業別一般職業紹介状況[実数](常用(除パート))」
事務の求人倍率が0.45倍と低くなっていますね。これは1つの求人に4人~5人の応募があることを意味しています。
仕事探しをされている方の多くが、いかに事務の仕事に集中しているのかがわかります。ものすごい人気ぶりです。
その他の職業については、あえて求人倍率が高いもの。つまり人手不足となっている業種を選んでいます。求人倍率が1倍を超えているということは、求人を出しても1人も応募がない。なんてことがざらにあるということです。
介護や医療(看護師)がやはり高いです。そして、意外にもIT系の仕事や販売の仕事についても人手が足りていないのがわかります。
家庭支援サービスはこれは家事代行、チャイルドシッターとなります。いわゆるベビーシッターがここに入ります。求人件数は少ないですが倍率は1.24倍と、こちらも人手不足になっています。(※最近よく聞くチャイルドマインダーの資格とは?保育士との違いは?)。
女性に大人気な事務の仕事ですが、その内訳をみると求人数9万2607件に対して、有効求人倍率はなんと約0.34倍となっています。これは1つの仕事に大して3~4人もの人が応募していることになります。
一般事務、営業事務、医療事務などをひとくくりにしていますので、それぞれ違いはあるかもしれませんが、とにかく事務の仕事は「超買い手市場」となっています。私の知り合いの会社も事務員の求人を募集したところ、1日で10人~20人の応募が来た。と話していました。
転職の現場では資格より実務経験が重要視されていると噂されている事務の世界。ですが、まずその実務経験をつけるために少しでもアピールできそうな資格を探してみました。
まずは医療事務です。一般事務より専門性があり、今後も需要が高いと予想されます。
資格名 |
料金 |
試験 |
---|---|---|
診療報酬請求事務能力認定試験 | 7500円 | 年2回(7月と12月) |
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク) | 7,500円 | 年12回(毎月) |
医療事務を目指すうえで取れる資格の数は多く、wikiで調べただけでも30種類は出てきます。そして、すべて民間の資格になります。
なかでも転職での有用性が高いとされているのが「診療報酬請求事務能力認定試験」です。難易度は高めで合格率は約30%。合格者数は約10万人となっています。メディカルクラークは、合格者数85万人となります。
※(医療事務の資格まとめ。国家資格ではないが全部で10種類以上!「メディカルクラーク」から「医療事務管理士」まで医療事務のまとめ。)
次は貿易事務です。海外との貿易業務になりますので語学力、と資料作成能力が必要になります。
資格名 |
料金 |
試験 |
---|---|---|
貿易実務 | 5,980円 | 年4回(C級) |
TOEIC | 5,725円 | 年10回 |
貿易事務は専門性が高いですし、ハローワークでの求人で職種別検索で検索したところ1200件ほどと求人自体も数が少ないです。
一般事務や医療事務とちがい、貿易関係の会社があるのは都市部や湾岸地域など一部の地域になると思いますので、お住まいの地域も関係してきます。
が、1回仕事をすればその専門性ゆえ30代~40代になっても転職がかなり有利になるお仕事だと思います。
営業事務とは、事務は事務ですが営業・販売に関する契約書や資料を作成する仕事となります。
求人倍率は0.85倍となり、事務よりも高くなっています。ですから、転職はしやすいと言えます。
ただし、注意が必要なのは営業で応募がないから、営業事務で求人するという会社があるということです。
営業は求人倍率が1.89倍と企業にとっては求職者が集めにくい状況ですが、上記のように営業事務は求人倍率0.85倍ですので、企業側は求職者を集めやすいのです。
こういった会社は、頃合いを見計らって営業をやらせようとしてきますので、たまったものではありません。
営業事務に応募しようとする場合は、予め求人票の内容をしっかり確認したり、面接の際に仕事内容をちゃんと確認しましょう。
続いては介護系のお仕事になります。求人数17万と事務系の仕事よりも多く、そして求人倍率は2.27倍。これは1件の求人に応募者が0人というのが当たり前となっているぐらい、ものすごい人不足になっています。
資格名 |
料金 |
試験 |
---|---|---|
介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級) | ベネッセ:63,720円 シカトル:29,000円~ |
スクールによる |
介護職ではじめに資格を取得するのであれば「介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)」を目指す方が多いです。
各スクールのホームページを見ますとコースによっては最短で1ヶ月、通常3ヵ月~4ヶ月の期間で取得できるようです。
保育の仕事といっても、ここで紹介したいのは保育士の仕事ではありません。
「家事代行」や「チャイルドシッター」などのお仕事です。これらの仕事は「家庭生活支援サービス」でくくられ、上の表を見ると求人数は207件と圧倒的に少ないですが、求人倍率は1.24倍となり今回紹介している職業のなかではそれなりに人手が不足している職業になります。
その中で紹介したいのが「チャイルドマインダー」と呼ばれる資格です。
資格名 |
料金 |
取得目安 |
---|---|---|
チャイルドマインダー | 約36万円 | 6ヶ月 |
チャイルドマインダーは比較的新しい民間の資格です。保育士のように国家資格ではありませんが「保育所」で働いたり、自宅で「預かり保育」をすることも可能です。
※【保育の資格】チャイルドマインダーとは?求人や資格についてまとめてみました。
この資格は子供が好きな人におすすめなだけでなく、保育所アシスタントやベビシッター派遣のように隙間時間に働ける魅力がある一方で、預かり保育での開業といったようにガッチリ働くことも可能な点です。
ここまでは求人倍率を読み取ることで、現在の時点において人気のお仕事(=事務)、人手不足になっているお仕事(=介護・看護師など)を紹介してきました。
ここからはさらに踏み込んで今後10年~20年後にどうなっているのかを考えてみたいと思います。
堅い仕事とされていて人気の資格の1つに「税理士」がありますが、意外なことに、この税理士はここ10年~20年で仕事が激減した1位の職業になっています。理由は会計ソフトがかんたんになったことで、多くの自営業者や小規模法人が自分で会計をするようになったからです。
このように、資格を取得する前に「仕事の将来的な需給」を予想することは大切かもしれません。
※30代の女性が資格取得の勉強に打ち込む前に読んで欲しい「資格について」の個人的な見解。・・・このあたりの需給の点を詳しく解説しています。
もし、”手に職”系で年収がある程度保障されている資格が欲しいのであれば、やはり1番のおすすめは看護師です。
ほぼ需給が拮抗している2015年でも有効求人倍率が「2.43倍」と、介護職ほどではありませんが完全に人手不足です。また、正看護師の平均年収は472万円(平均38歳)と発表されていて、介護や事務のお仕事と比べると高い水準になっています。
学校に3年~4年通うことが必要なので大変負担になりますが、年代が20代であれば十分回り道をしても元が取れる国家資格だと思います。事実、看護師学校は20代だけでなく30代の人も多くいるようです。
20代の女性で転職を考えたときに人気の資格の1つなのが、医療事務の資格だと思います。イメージがいいのか難易度がちょうどいいのかわかりませんが、人気の高さゆえ倍率も高いです。
とにかく女性の資格となると出てくるのが「医療事務」。「私は20代の時だけ働くからそれでいい」というケースであれば問題はありませんし、一般事務より専門的で仕事をした経験も積み重なるようなお仕事ですが、30代~40代と、その先も見据えるようであれば医療事務は・・・と思ってしまうところもあります。
ただ、医療の世界は医療事務だけではなくとても広いですから、事務職以外にもお仕事は多岐にわたります。そこで、医療系の仕事の記事もまとめてみました。
※医療のお仕事の現場!医療事務から、看護師、経理など。働いていた人の口コミを集めてみました。
いま資格を探している方は、なんとなく将来的も安心できそうな資格を探している人が大半だと思いますが、個人的に資格を取得するのであれば、より効果的だと思っているダンドリを説明したいと思います。。
それは、気になる資格が見つかったら同時に求人サイトで求人を確認してみる。ということです。
という手順になります。
このページのようにおすすめの資格を紹介しているサイトやランキングなどをがんばって探すのもいいですが、少しでも気になった資格が見つかったら、それに該当する仕事の求人を同時に見てみてください。
求人をみることで、思ったより資格が必要とされていなかったり、また○○2級はたくさん募集が出てるけど○○3級だと全然仕事がない。なんてことがどんどんわかってくるからです。このように実際に求人を見ることで、その資格の評価の実情が見えてくることになります。これはとても大切だと思います。
資格を探しながら、同時に転職サイトの求人情報も開いておく。
これを癖にしましょう。
また、求人を確認する方法としてはハローワークやリクナビNEXTがおすすめです。
どちらも求人数が多いので、どんな仕事がどんな条件で出ているのかが調べやすいです。ハローワークよりもリクナビの方が求人の条件がよいですから、20代で若くて年齢的なメリットがあるうちは、どちらかというとリクナビのほうをしっかり見てもらった方がいいと思います。
求人内容もリクナビの方が詳しく載っていますので、どんな職場なのかどんなスキルが必要そうなのかという点が理解しやすいです。
ハローワークもリクナビも自分のペースで求人を検索することができます。そのため、転職エージェントのように期間が限定されませんので、在職中でも時間をかけて調べることが出来るのもメリットです。
資格のことを考えていると、本当にキリがありませんが20代の女性に向けてもっともお手軽なのは「秘書検定」か「MOS」な気がします。
「最低限のビジネスマナーは学んでいます」と面接でおしてみれば、良い印象で終えれる会社もあるはずです。MOSもパソコンを使う仕事なら反応してもらえる可能性があります。あくまでも彩り程度の資格ですが、それでも3社に1社でも喰いついてくれれば元は取れますよね。
そして30代、40代、50代と将来にわたっての本気系の資格がいいなら、繰り返しになりますが最強の資格は「看護師」。
薬剤師より看護師。薬剤師は6年生ですし将来の需給の悪さは看護師以上です。
行政書士のような士業も安定的で魅力的なお仕事ですが、それよりも食いっぱぐれがないのが看護師だと思っています。現在、大学ではどこもかしこも看護系学部が増えていて看護師の供給が増えていますが、それでもまず安泰でしょう。
とても長い記事になってしまいましたが、2016年4月になって新しい国家資格が誕生しています。それは「キャリアコンサルタント」資格です。(※国家資格キャリアコンサルタント試験の概要)。
いわゆる転職する人はこれから転職エージェントや派遣会社などでアドバイザーの方と、いろいろ話をする機会があると思いますが、まさにその仕事につくための資格がキャリアコンサルタントになります。
いま転職する人が、コンサルタント側に廻るとなると違和感を感じる人も多いかと思いますが、人材業界の仕事は中小の会社も多いので求人がそこそこ出ています。Web業界のように人材の流動も激しいので転職もしやすい職業の1つです。そこに新しく登場したのが国家資格の「キャリアコンサルタント」になりますので、いち早く取得すれば転職にかなり有利なんじゃないかと予想しています。
取得までには、まず認定された講習を半年ほど受けなくてはなりませんが、週1ぐらいの講習とのことらしいですので勉強する負担もかんたんとは言いませんが、軽そうです。
今年1番の穴場資格だと思っています。
・・・転職エージェントのアドバイザーになる道もあります。
できたばかりの穴場の資格ではないのですが、個人的におもしろいかなと思う資格をもう2つ紹介してみたいと思います。
それは「心理カウンセリング」の資格と「ネイリスト」の資格の2つです。
→ネイリストの資格や仕事内容についてのまとめ。「ネイル検定」や「ネイルスペシャリスト技能検定試験」についてのまとめ。
→取得難易度がやさし目の心理カウンセラー資格を取得して、カウンセリングの開業をするには。
これらの資格をおすすめする最大の理由は、それぞれ心理カウンセラーやネイリストとして開業が可能となるということです。(※ちなみに、どちらも有資格者でなくとも開業はできます)。
また、口コミやネット情報を調べてみると、これらの仕事で開業している人は総じて仕事への満足度が高い傾向が見受けられました。
どうしてそのような傾向があるのかと考えてみましたが、おそらくこの2つの資格に関しては「食べていくために取る資格」ではなく、ネイルが好きな人、カウンセリングに興味を持っている人が好みの延長線上で取る資格だからだと思います。
実際にネイルサロンなどは物件費用だけでなく、ネイルを作成するための物品の経費もそれなりにかかります。収入だけで考えたときに、あまり良い資格に見えないかもしれません。
しかし、ネイルサロンやカウンセリングは自宅で起業することも可能です。30代、40代になり、子供ができたとしても自宅で仕事が続けられる可能性があります。そして、自分のペースで仕事することも可能です。
このような背景があることから、仕事への満足度も高まるのではないでしょうか。これらの資格は「仕事で満足したい」人にとってはうってつけの資格なんじゃないかなと思えます。
→20代の転職で必要なこと・・・TOPページに戻ります。
※出典:(厚生労働省:看護職員の現状と推移)
※出典:(賃金構造基本統計調査)